もしもヒーローになれたら２ (ページ36)

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タネを育てましょうページ36

舘様side

のんびり過ごすオフに、宅配便が届いた。
ふっかが受取に出たんだけど、箱が大きくて腰が心配。

深「誰かアマゾン頼んだ？荷物来たんだけど」

照「箱デカくね？代わるわ」

阿「植木鉢と土、ガーデニングする？」

翔「俺、向いてねーよ？」

鉢は小さめで、全部で9コある。
全員育てるなら、確かに翔太枯らしそう・・・

ブレ「あー！それ、僕がリリーに頼んでたヤツですの」

そういえばリリーから、やり方聞かれた時あったな？
あの時のセット、コレの事だったんだ。
コレ頼んだのはいいけど、何するつもりなんだろう。

リリ「このタネ育てたくて、僕がお願いしたんですの」

リリーが持ってるのは、ポットから出したウレシード。

ラ「人間界で育つの！？」

ブラ「クイーン様に頼めば、育てられるすの。
咲いた花の力を、戦いに使えるですの！」

へー、便利なシステム。と、思ってたら。

ナイ「そうだ！クイーン様に、皆も会うすの」

玉雪「ナイスアイデア！ナイト」

スノ「俺らも会いに行くの！？」

シャ「クイーン様に、ご挨拶するですの。
照達は僕らからすれば、国を守ってくれるヒーローですの」

勝手に決まっちゃった、ワンダーランド訪問。
その前に、どうやって行くのさ？

ブレ「腕時計の針を、１２時に合わせるですの」

ツマミを回して、１２時に合わせてみた。
文字盤がそれぞれ９色に光って、
天井に光の輪が出来ると吸い込まれた。