もしもヒーローになれたら２ (ページ34)

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＊ご飯で一息ページ34

しょっぴーside

お昼ごはん作ってた涼太に呼ばれてリビングへ。
照は今顔がヤバいので、さりげなくタオルで隠した。

舘「食べれる分だけでいいからね？
風邪じゃないから、その心配はないか」

翔「腹減った！いただきます」

涼太には、お見通しだったみたい。
まぁ、照が落ち込む事すら珍しいけどな。

テーブルには、山盛りチャーハンと中華スープ。
自分で取ってくスタイルでいくらしい。

ひ「うん、美味しい。ちょっとホッとした」

翔「俺より食べれてるから、心配いらなかったな！」

シナ「翔太、自覚はあったすのね・・・」

舘「次はひーはんかな？楽しみにしてるね」

照がちょっとだけ、元気を取り戻した。
涼太のメシ、ウマイからな！
残った分は冷蔵庫へ。仕事組が帰って来たら食べるだろう。

ひ「２人共、ビックリさせてごめんね？玉雪も・・・」

舘「またサドネスじゃないの？照のせいではないよ」

シャ「照！身体が元に戻る方法、一緒に考えるすの」

仕事組も皆、照が女のコになったのはサドネスだと思ってた。
俺の時もそうだったけど、現実的にあり得ないから。
全く、よくも俺らで遊んでくれたな！？

ひ「・・・ありがとう」

俯いちゃって、うっすら泣いてるっぽい照。
俺の部屋であんだけ泣いたけど、
受け入れてくれた安心感からか泣き止まない。

翔「マジで見つけて、ボコボコにしてやる！
猫の時の恨み、晴らさせてもらうぜ」

シナ「翔太が本気すの」

舘「照、よかったね」

ひ「宮ちゃん、翔太でいいの？」

舘「あそこまで本気の翔太、久々に見たなー」

今の俺、無敵だと思う！
照に仕掛けたヤツ、マジで許さねー！