もしもヒーローになれたら ２

§誘惑の甘いワナ ページ25

ウラミside

ジェ「ウラミさーん、何見てんのー？」

ウラ「ヤツらのいる人間界の、面白そうな物を少々」

アニメキャラの人形を手に、何か考えてるウラミ。
ちょうど、佐久間さんが嫁とする物だ。

ウラ「こういうのが、好きな人間もいるんだね？」

ドル「もーっと面白くするのに、私が手伝いましょうか」

いきなり現れたのはドルチェ。
ジェラが作った、スイーツのカナシードだ。

ジェ「２人で組んだら、面白くならない？」

ウラ「いなくなったアイツらも、それで失敗したような？」

ジェ「単細胞同士の作戦だったから、失敗したの！
ウラミさんは、そんなおバカさんじゃないでしょ」

そりゃそうだ。 ・・・面白い、ねー？

ウラ「ヤツら、甘党というデータならある。
オマケで遊ぶなら、使えるかもしれないな」


ドル「ちょっとー、聞いてよー！」

ジェ「ドルチェ、今日はアレ売りに行ったんでしょ？」

ドル「それが、１人で全部買ってっちゃって・・・」

ウラ「作戦失敗じゃないか！」

ドル「買ってった男、コイツなんだけど」

モニターに映ったのは、コレ買ってる佐久間さん。

ウラ「でかした、ドルチェ。 様子見に行くぞ」

ジェ「イェーイ、お出かけだー！」

ウラミは、２人を連れて進展を見に行った。

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