もしもヒーローになれたら (ページ48)

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★頼れるお兄ちゃんページ48

ラウside

気付いたら朝で、めめの部屋で一緒に寝てた。
昨日あんなにガチガチに緊張してたのに、
今はウソみたいに身体が軽かった。

蓮「おはよう、ラウール。調子どう？」

ラ「もう平気！心配かけてごめんね」

めめの話では、緊張してた原因はサドネスだったらしい。
あのタブレットが、そうさせてたんだって！

結局やれなかったパーティーは、
帰って来てからゆっくりやろうってなった。
すぐ近くにある、俺の誕生日会も兼ねるからだってさ。

ラ「行ってきまーす！」
スノ「行ってらっしゃーい！」

玄関で全員揃ってお見送り。
玄関のドア開けたら、見慣れない人がいた。

ドツ「アレ？何でコイツ、平然としてんだ！？」

ブラ「ドツークすの！」

スノ「サドネス！？」

見慣れない人は、サドネスの人だった。
・・・お兄ちゃんズの、般若みたいな視線を感じた。

照「ほぉー。よくもまぁ、ウチのラウールにねー？」

阿「コレ、仕込んだのバレてるからねー」

あー、怖い怖い。皆、目が笑ってないよ。

照「一気に片付けるぞ」

スノ「オンステージスノーエボリューション！」

ウチのメンバー、怒らせたら怖いよー？

スノ「全員の心を１つに。凍えた心をロックオン！」

全員「届け、季節外れの雪！グランドールブリザード！」

ドツークは、間一髪で逃げられた。

初ランウェイは、無事成功！
帰って来たら、昨日出来なかったパーティー。
いいお兄ちゃんがいて、俺めっちゃ幸せ！