○めめの戦い方 ページ5
蓮 「・・・うぉっ! なんか服変わってる」
ナイ「よっしゃー、変身大成功すの!」
突然、あさっての方向へ歩きだしためめ。
ナイ「どこ行くすのー!?」
めめは、何かを捜している。
キッツーですら攻撃のタイミングを探ろうと様子見してる。
蓮 「うーん、さっきから声はするんだよなー?」
ナイ「蓮? 何探してるすのー」
蓮 「この辺にいるのかな? おーい」
たくさんの木で隠れそうな空き家に向かって叫ぶ。
・・・逆に誰かいたら怖いよ?
そう思っていると、めめがこっちに振り向いて一言。
蓮 「あー、いたいた。 この声キミか」
ナイ「捜してたの、僕だったすの!?」
その場にいた全員がズッコケた・・・
めめが捜していたのは、黒の玉雪 ナイトだった。
蓮 「キミ、名前あるの?」
ナイ「玉雪のナイトですの!」
蓮 「・・・ねぇ、コレ何?」
ナイ「シバークが送り出したキッツー集団すの」
蓮 「ふーん、気持ち悪い動きだな」
ナイ「急いで倒すの! 腕時計を・・・」
めめは、キッツー集団から目を離さない。
仕方なくナイトが、フレームをなぞって武器を出した。
蓮 「へー、忍者セットじゃん」
ナイ「蓮の武器すの。 クナイ、まきびし、短刀・・・」
蓮 「難しいのわかんない。 とりあえず使うね」
めめはまきびしを、豆まきのように撒いた。
そのタイミングで阿部ちゃんのダークスペースが来て、
薄暗い影の面積が増えると、ちょうど影踏みのようになる。
蓮 「ん、動き止まってる? チャンスじゃね?」
ナイ「蓮の力は、影を好きなように操れるすの。
今のうちに、キッツーの数を減らすの!」
ヒモで繋いだクナイを振り回す。
あんまり奥まで行くと影踏みされていないヤツがいるので、
攻撃を影に入って翻しながら、短刀でトドメを刺す。
蓮 「バトル長いし、全然減らない!」
ナイ「必殺技で、一気に片付けるすの。
小袋のフレームをもう一枚、腕時計に嵌めるすの!」
蓮 「ココのコレがこうで・・・? ムリだー!」
ナイ「貸すの! 時間がないすの」
やっぱりナイトが、バトルの面倒を見る事になった。
腕時計と暗い地面が、フレームをなぞると黒光りした。
蓮 「闇の世界へ誘え! ブラックナビゲーション!」
エリアにいたキッツーは、全員地面に引き込まれた。
蓮 「やべー。 あんな言葉、初めて言ったわ」
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作者名:flavor | 作成日時:2022年5月25日 0時