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迷子の迷子の子猫ちゃん? ページ25

壮吾side

皆さんはじめまして。 鉄道オタクの壮吾です。
明日夢だった大きな番組に出るので、
今日はその験担ぎにと新宿駅に来ました!

春のダイヤ改正の頃忙しくて来れなかったから、
新しくなった時刻表、まだゲット出来てなかったんだよね。
推しの湘南新宿ラインともお話出来たし!

と、トイレの近くを通ったら・・・
康 「東京の駅、難しいねーん!」

いるんですよねー、たまーに。
慣れてないと難しいんですよ、新宿駅。
僕でも迷いそうになるんで。

壮吾「あのー、どうかされましたか?」

ものすごく驚かれた。 さっきより、声大きい。
試しに迷ったか確認したら、やっぱり迷子だった。
あーあー、しゅんとした動物の耳とシッポが見えるよ・・・

壮吾「口で言ってもまた迷子になりそうなので、
出口まで案内しましょうか?」

康 「お願いします! 東京の駅の事教えてくださーい!」


小型犬と散歩してる気分になった。
最初は緊張してたけど、安心したのか話しかけてくる。

康 「キミすごいな? 迷わんと行けるやなんて」

壮吾「鉄道オタクなんで、駅は庭みたいなモンです。
今日は、湘南新宿ラインを中心に見に来ました!」

ちょっと端に寄って、撮った写真を何枚か見せた。

康 「キレイに撮るなー。 えぇ写真やわ!
俺もよぉ写真撮るから、上手いんか腕は見れるハズやで?」

ついでに、自分で撮ったと言った写真を見せてもらった。
その時に気付いた。 この人、Snow Manの人だ!
じゃあ、写ってるのはメンバーさんかな?
僕の事は・・・ 当たり前だけど、気付かないよね。

壮吾「ココの階段上がれば、改札抜けれますよ」

康 「ありがとう! 一生出られへんと思たわ・・・
そや! もしよかったら、1枚撮らしてくれへん?」

壮吾「いいですよ」

康 「やたー! あっ、ちゃんと個人情報は伏せるで?」

1枚と言っていたが、結局何枚か撮った。
僕1人でもなぜか撮ってくれたので、
データをもらう理由にLINEを交換した。

康 「この次会う事あったら、絶対お礼させてな!
電車の撮り方、今度教えてなー」

とっても元気になってお別れした。
またすぐ会えるなんてわかったら、
今日みたいにビックリするんだろうなー?

写真が誘うミステリー→←じーこの大変な1日



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設定タグ:SnowMan , ファンタジー系 , シェアハウス   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:flavor | 作成日時:2022年5月25日 0時

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