●ゆり組の絆 ページ22
ゆり組side
こちらは早くも、キッツー集団と戦っていた。
互いの背中を預けて、緊急の作戦会議を行う。
翔 「どうする? チマチマやってらんないんだけど」
舘 「かといって派手にやると、他のチームに当たるよ?」
シナ「フレームを交換すれば、2人の絆の武器が使えるすの」
リリ「出し方は腕時計の基盤を裏返したあと、
フレームを2周なぞるですの」
ゆり「絆の武器かー、俺ららしい。 インストール!」
武器の詳細
しょっぴー→舘様 水が踊る青い鞘の刀
舘様→しょっぴー 赤いマシンガン銃
舘 「へー、二刀流か」
翔 「火力ヤバそう! コレ連射したら・・・」
近くにうろついてたキッツーは、撃たれて倒れた。
先程に比べて一回り分、スペースが広くなった。
舘 「翔太ナイス! この距離なら、暴れられるね」
舘様も、キッツーを斬り倒す。
赤い炎と青い水が舞い、新しいショーを見ているようだ。
ラウの太陽の効果で、特に炎の演出に拍車がかかる。
翔 「涼太やるねー。 俺ももういっちょ!」
しょっぴーも、キッツーに向かって銃を向ける。
死角にいるヤツは、銃の長さを生かしてなぎはらう。
翔 「おっと、サンキュー涼太」
舘 「すばしっこいヤツだからね。 気を付けてよ?」
しょっぴーの背中を狙ってたキッツーを、
舘様が斬りかかって守った。
もう一度、背中合わせで息を整える。
シナ「必殺技で、一気に行くすの!」
リリ「やり方は2人とも、個人の時と同じですの」
しょっぴーは指にそれぞれフレームを嵌め、
舘様は刀の鞘に同じ色のフレームを差し込む。
翔 「派手に決めるぜ! ハイドロブラスト」
舘 「百合の太刀 双龍!」
しょっぴーの銃から出た火と水の弾は、
散弾銃のように散りながら、広い範囲のキッツーを倒した。
舘様は刀から火と水の龍を出し、
縦横無尽に駆け回って、キッツーをなぎ倒した。
舘 「やっぱり俺ら、攻撃まで似た者同士なんだね?」
翔 「・・・バッカ! ココで言うか?
でもまぁ、涼太の背中が1番安心感あったわ」
2人の間に、余計な言葉はいらないよね?
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作者名:flavor | 作成日時:2022年5月25日 0時