❤️王子様のお誘い ページ22
照side
朝ごはん後、トレーニングウェアに着替えてリビングへ。
リビングの隅の懸垂スポットに行こうとしたけど、
ヤケにニヤニヤしてるめめとラウールを発見！
こっそり後ろについてキッチンへ。
キッチンでは、舘さんがAちゃんと談笑中。
Aちゃん、国王モードな舘さんに困惑してんなー？
んで、舘さんはシンデレラに見えてると・・・
照 「おぉー、舘さんもそういう発想なんだ？」
さりげなく白雪姫も推しておいた。
おっといけね！ 俺の本題は、めめラウの監視だった。
Tシャツの後ろ掴んで、2人もいたと言っておく。
蓮 「ゲッ、バレた！」
ラ 「もー、パパひどーい！」
Aちゃんは、元々赤かった顔がさらに真っ赤に。
ラ 「うわー、Aちゃん顔真っ赤！
そうだよね、男の人ばっかりじゃ緊張するよね？」
蓮 「リアルでお姫様なんて言われて、驚かない人いないでしょ。
にしても、お姫様ねー？」
何か言いたげなめめ。 あー、悪い顔してんぞ？
蓮 「俺ならもうちょっと、お姫様らしく出来るけど？」
最近、ドラマや映画の仕事が増えためめ。
演技スキルが格段に上がっております。
コレ放っといたら、今にAちゃん熱出しそう。
それにめめ、抜け駆けは許さん！
照 「今日は皆オフだし、全員でお姫様にしちゃう？」
各自好きな事してたけど、リビングに残ってた皆は大賛成！
10人でお出かけと知り、素直に喜ぶラウール。
うん、カワイイ俺らの息子だわ。
トレーニングならいつでも出来るし、
今日は内容変えて、ふっかにダンベルお願いしようかな？
そうと決まれば、翔太に１個お願い。
Aちゃんをキレイにする下準備をしてもらう。
俺はヘアスタイル担当。
いつもの格好もカワイイけど、今日はお姫様だから。
Aちゃんが着替えてる時間を利用して、
ヘアアイロンを温めておく。
普段のコロコロ変わるヘアカラー、自分でやってるからね。
ヘアセットはお手の物なのよ！
肩につくかどうかくらいの長さのAちゃんの髪。
フワッと毛先を内巻きにして、ボリュームを出してあげる。
あー、ちょっと髪傷んでるな？
ヘアオイル塗って、大事な髪ケアしないと。
うんうん、我ながら完璧！
翔太のスキンケアもあって、初日よりもカワイくなった。
・・・まだ会ってそんなに経ってないけど。
全員準備したのを確認して、俺の運転でお出かけです！
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作者名：flavor | 作成日時：2022年6月4日 20時
