家政婦の雪 (ページ17)

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◎今夜はお泊まり会ページ17

ラウールside

こんなに美味しいタルトタタン食べれて幸せ！
今ももちろん幸せなんだけど、また違う幸せで胸いっぱい。
Aさんには、来てくれてありがとうだよ。

そういえば岩本くん、クリームいっぱい乗っけてたな？
さすがの俺でも、甘ったるくないのか気になるよ・・・
照 (全然余裕！もうちょい足してもイケるね)

佐「Aちゃーん、お菓子も作れるとかスゴいね！」

A「新メニュー候補にと、一度作ってみただけですが。
時間があれば、家でお菓子はよく作ってましたね」

料理作れる人ってすごいなー。
今度俺も、康二くんにでも習おうかな？
料理といえば、舘さんは・・・緊張しちゃうなー。
Aさんは、もうちょっと女性と話せるようになってから！

大人になる第一歩、俺にはちょっと遠そうです・・・

深「これからよろしくねー、Aちゃん」

ドラマ班を筆頭に、Aさんと仲良くお話中。
特に康二くんは、料理の腕を見たから１番距離近め。

康「なぁなぁ、今日皆ココでお泊まり会せぇへん？」

康二くん！？距離の詰め方、急すぎない？

A「お泊まり会ですか！？」

蓮「康二だから、ヘンな意味はないよ。ただの雑魚寝」

深「そこは女のコだから、さすがに配慮しますよ」

佐「康二は、人に引っ付くのが安心すんのよ。
Aちゃんも、寂しそうにしてたら構ってあげてね」

A「わ、わかりました・・・」

うーん、まだおしゃべりが固いなー？そうだ！

ラ「Aさん、俺らとタメ語で話そうよ！」

蓮「おぉ、ラウール勇気出したな？」

ラ「・・・俺も、頑張って話しかけるから」

めめ、ニヤニヤするから恥ずかしくなったじゃん！

というワケで、リビングでお泊まり会が決定。
皆自分の部屋から布団持って来て、
どこに寝るかでジャンケン大会！

こういう時は、B型が強いんだよ。
3BがAさんの周りを固める形で、寝床が決定。
もちろん俺は、めめの隣をちゃっかりゲット！
康二くんブーブー言ってたけど、ジャンケンだもん。

場所が決まれば、もう晩ごはんの時間！
もちろん俺も、テーブル並べるの手伝ったよ。

料理人3人で作ったご飯は、あっという間に皆の胃袋へ。
あのしょっぴーですら、キレイにご飯食べたからね。

その日は皆、布団入ったら爆睡だったよ。
明日からまた、美味しいご飯よろしくお願いします！