Dia nevado．II

７９-white- ページ42

-Raul-



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ラウール お仕事終わったよー!Aちゃんお疲れさま!深澤くんも一緒かな?ラウールうん!一緒に向かう!すぐ着くから待っててー!Aちゃんうん、待ってるね〜。気をつけてきてね!





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なんて連絡を取り合ってた数時間前に戻りたい



戻りたいって思うことあまりないんだけど、





久しぶりにねーちゃんと外で会えるし、一緒のご飯、そしてふっかさんも一緒で嬉しさが倍増だった


んだけどな...





「ドッキリ...じゃないんだよね。」

雪「うん...。病院行ってきたよ。ちゃんと検査してきたの。」

「そっか...。ふっかさんも知ってたの？」

深「俺はAちゃんを病院で見かけたから、聞いたんだ。」

「え、見かけたってことは社長と同じ所！？」

深「そ。俺もあの日はほんと驚いたよ。」

雪「それで言わないままいて、病院で会うことになったらラウくんに怒られちゃうと思って...(笑」

「もー！！笑い事じゃない！！...笑い事じゃ、ないよ...。」

雪「ラウくん...。」





なんで、なんでねーちゃんなのかな。
夢を追いかけて進んでるねーちゃん。同級生の皆さんが社会人になる中、自分のやりたいことを諦めないAねーちゃん。



神様、どうしてAちゃんなの？
今までずっと頑張ってるねーちゃんを、どうしてまた悲しませるの...？




ねーちゃんのこの先を、持っていかないでよ...！！








、、、支える。
俺だってあの頃より成長してんだもん！俺がAねーちゃんを守る...！！





「俺、Aちゃんのこと支えるよ。ねーちゃん、ずぅっと俺の事支えてくれてるから、俺だってねーちゃんを支える！」


深「さすがラウだな...。Aちゃん。もちろん俺も支えるよ。」






「...。阿部くんは？阿部くんは知ってるの？」

雪「先輩には、まだ...。」

「なにやってんのねーちゃん！阿部くんに言わなきゃでしょ！！」

雪「え、え、？？」

深「ラウールまて(笑。落ち着け(笑。」

「ママ！！にーちゃんに言わないと！」

「ら、ラウくん！ちゃ、ちゃんとこれからのこと話すから落ち着いて！！」



ふっかさん笑いすぎだし！！

、、、、ん？？

これからのこと？？

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