Dia nevado．IV

１２９-yellow- ページ10

-Yugo-



うーん。難航してる(苦笑


ここに来るまでもどうしようか話してたけど、



嬉しくて一緒にいたい気持ちと



...病気で、いなくなる可能性があるならば...



って葛藤がゆーちゃんの中にはある




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雪『あの、』


『うん。』


雪『...病気でも、一緒にいていいと思う...？』







『阿部ちゃんは一緒にいると思うよ。』




『手術後の世界を考えることも大事だよ。でも、今手を伸ばせば掴める幸せを、ほしかったものを、...Aちゃん達は手放さないで？』


『確かに阿部ちゃんの手を取ることは簡単じゃないよな(笑。...他の人にも言われてるかもしれないけどさ、阿部ちゃんにはAちゃんだけだよ。』


『素直に生きていいんだよ。...って、俺何言ってんだろうな(笑。』





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重ねてしまったからあんなこと言っちゃったけど、

ただ言っただけでその後の顔見れなかったし



ゆーちゃんにはどう伝わったかな...(笑








あぁ、普段の俺なら隠し通してるのに

妙に調子が狂う(笑








阿｢、、、再発した、から、一緒にいられないじゃ、俺離れられないよ...｣




あらららら、最近よく泣く阿部ちゃんに遭遇するなぁ



ちょっと、助け舟を出そうかな



｢あb 雪｢亮平くん、分かってないよ...｣ んんっ...。｣





...助けるでもなかったか(笑





雪｢...明日起きないかもしれないんだよ...。このあと数時間後に倒れるかもしれない。...一緒になんていられる確率は少ないんだよ。｣




結局この子は自分の気持ちより、他人の心配をして最善を優先するんだから...


でもそれが正解とは限らないんだよ。





阿｢...｣



雪｢私は、亮平くんの『憧れ』を見届けるために生きてるの...！私は...亮平くんの道の障害になる...｣

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