スノストFamily！

たまには甘えていいんだよ ページ23

ママ2side


つい最近家に帰ったばかりで


真都のお世話と家事の両立は大変だからとパパが言い


なにもやらせてくれないので


仕方なく子供たちと一緒にいる


真都は相変わらずかわいくて


蓮は相変わらずおとなしくて


康二は相変わらずニコニコ笑顔で


翔太は相変わらず甘えん坊さんで


大介は相変わらず元気で


涼太は相変わらずしっかりもので


亮平は相変わらず勉強ばかりで


照は相変わらずスポーツばかり


なにも変わらない


ついさっきとある教育番組をみんなでみていたところ


小さい子がフルーチェをおかあさんと一緒に作っているCMがあり


それをみた涼太は目を輝せていた


どうやら涼太はフルーチェを作ってみたいらしい


「涼太、フルーチェ作りたいの？」


涼太「うん。でもママたいへんだからいいの」


「たまには甘えていいんだよ。作る？」


涼太「いいの？」


「うん、いいよ。材料買いに行こうか。パパには内緒ね」


涼太「うん！」


今日は休日だけどたまたま仕事が入っていたパパは今は不在


ばれないうちにやっておけばいい


それに、涼太のことを話すと怒らないだろう


とりあえず近くのスーパーへいき、


材料を購入して帰ろうとしたところ…


大きなリュックを背中に背負った小さな男の子二人が歩いているのが見えた


涼太「ママ。あれ、慎太郎とジェシーじゃない？」


「ほんとだね。おつかいかな？」


涼太「慎太郎！ジェシー！」


ジェシー、慎太郎「「涼太くん！」」


「二人ともおつかい？」


ジェシー「うんおつかい！」


慎太郎「ママにたのまれたの！」


「そうなの？おばさん、送っていこうか？」


ジェシー「ううん。あるいてかえるからだいじょうぶ！」


慎太郎「翔太、大介ママはいそがしいし、ぼくたちげんきだからだいじょうぶ！」


「ほんとに？気をつけてかえってね」


ジェシー、慎太郎「「うん！」」


＊何だかんだあって家に到着


涼太と準備していると…


照「ママと涼太なにしてるの？」


涼太「これからフルーチェつくるの！」


照「照もやりたい！」


「いいよ〜」


亮平「亮平もやりたい！」


「いいよ、おいで」


亮平「やったー！」


ちなみに他の5人はお昼寝orテレビに夢中


「よし、じゃあ作ろっか！」


照、涼太、亮平「「「うん！」」」


おいしく作れるかな？


ううん。絶対おいしく作れるよね！

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