幸せの街。~Briller~II

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次の日の朝、


俺は朝ごはんを作っていた。


あの後翔太は意外にもすやすやと眠っていて、


今も目が覚めそうになかった。

























ｶﾞﾁｬ



亮｢ふぁ……おはよ、涼太
さっそくありがとね｣






｢おはよう、このために来たようなもんだよ5割くらい笑｣






亮｢そっか笑｣




























亮平に続いてラウールが起きてきて、


照もいつの間にか行ってた朝ランニングから帰ってきた。


























ラ｢あれ、しょっぴーは？｣






｢昨日の夜、熱出ちゃってさ｣






照｢1人にしてて大丈夫？｣






｢ちゃんと寝れてるから大丈夫だよ｣






照｢そっか、｣






｢そういえば、辰哉って起きるの遅い？｣






亮｢フレックスタイム制だからさ、大体8:30くらいに起きるよ。大介は昼頃かな｣






｢そうなんだ。
あ、亮平と照、お弁当作ったから良ければ持ってってね｣






亮｢えっ、作ってくれたの?!ありがとう！｣






照｢涼太ありがとう！｣






｢いえいえ｣


























それからみんなを送り出して、食器を洗って、


そろそろ目が覚める頃であろう翔太のもとへ向かおうとした時だった。


























ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ｶﾞﾁｬｯ!

辰｢涼太！！｣






｢なに？そんなに慌てて｣






辰｢翔太が！！とりあえず来て！｣



























辰哉の焦りようから察し、


急いで翔太の部屋へ行くと、





























翔｢ｯ、いやっ…ﾊｧｯごめ、なさ、ﾊｧｯﾊｧ｣






｢翔太っ！｣




























身体を震わせながら縮こまり、


過呼吸になりながら泣いている翔太がいた。







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