〇IV/辰哉side ページ20
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蓮が寝れてることを確認して、
そろそろ俺らも寝る時間。
でも学生のラウール以外みんな自分の部屋に行こうとしないのは、お風呂を終えてリビングを出たきりの
康二が気になるから。
亮｢大介、何時くらいになるんだっけ｣
涼｢12時は過ぎるって言ってたね｣
｢大丈夫かな…｣
翔太と同じで、小さな頃から虐待を受けていた康二は
誰かがかなり体調を悪くしたり、いつもと大きく違うことが起こったりして、
強く不安を抱いてしまうと、虐待の記憶がフラッシュバックしたり、酷い時には幻聴が聞こえる時もある。
そうなった康二を唯一落ち着かせられるのが、
今も話に出ていた大介なんです。
タイミングの悪いことに、彼はダンスのワークショップで地方に行っていて、帰るのが12時を過ぎると。
どうしたもんかとみんな悩んでいた時でした。
ｶﾞﾀﾝｯｯ
亮｢…今の康二、？｣
｢かも…とりあえず行こっ｣
照｢待って、みんなで行ったら余計混乱しちゃう｣
翔｢俺が行く｣
｢翔太？｣
涼｢翔太も苦しくなるかもしれないよ？｣
翔｢だけど…康二の気持ち分かってあげられるのは俺だけでしょ｣
照｢、そうだな…何かあったらすぐ呼んで｣
翔｢ん、わかった｣
1番早くに手を挙げたのは、
幼い頃康二と同じ経験をしている、翔太だった。
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海樹(プロフ) - わーい！更新待ってました♪たくさん読めるの嬉しいです！！ソワソワしながら更新されるのをお待ちしてますねw (2020年6月1日 17時) (
レス) id: 134b7493ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 1よりの2でお願いします！ (2020年5月10日 3時) (レス) id: 31538845d2 (このIDを非表示/違反報告)
柑奈(プロフ) - 新作、楽しみにしてます！ (2020年5月8日 22時) (レス) id: 2277aff8af (このIDを非表示/違反報告)
いた。(プロフ) - 2がいいです！お願いします。 (2020年5月8日 19時) (レス) id: 7d25e46756 (このIDを非表示/違反報告)
さとぼーの - マイナーかもですが4-1がいいです！ (2020年5月7日 21時) (レス) id: c9cd78e719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉 | 作成日時：2020年4月29日 11時
