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ひょっとして ページ2
宮舘
僕はラウールと一緒に待つことにした。この後の予定ないしね。でも、目黒はいくら待っても帰ってこない。
「ちょっと見に行こっか。」
「うん。」
そういって、また8階に上がる。目黒だけ残った、あの部屋のドアを開けると…
「めめ！！」
目黒が倒れていた。首には、噛まれたような跡。…この世界には、1つの噂がある。
『ヴァンパイアが存在している』
噛まれたような跡がある人は、いつも貧血が倒れた原因。だから、ひょっとしたらヴァンパイアに噛まれたのではないか。と言われているが、当の本人は心あたりがない。噛まれたという記憶がないんだ。だから、噛むと同時に記憶が消されるという噂もある。…とりあえず救急車呼ぼ。
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作者名：ジュン18797 | 作成日時：2023年7月9日 15時
