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明日の月は綺麗でしょうね abkj 『2』 ページ4
阿部はふと
部屋の柱から向井の付けている首輪にのびる鎖をそっと触り悲しい表情を浮かべる。
「阿部ちゃん、?」
『康二はさ、幸せ?』
「どうしたんよ急に」
『俺、康二が好きすぎてこんな事してさ、』
「もちろん幸せやで?
大好きな阿部ちゃんとおれて、愛をいっぱい感じれて
これまでに無いくらい幸せ!」
『そっか、よかった』
浮かない顔の阿部に不安を覚える。
『康二、』
「ん?」
月を見上げ阿部は言葉を続ける。
『明日の月は綺麗でしょうね』
向井はその言葉に目を見開き
阿部を安心させるかのように満面の笑みを浮かべ
「阿部ちゃんと見る月やからやで!」
そのままギューッと抱きついた。
「もう入ろっか」
『だね笑』
手に持ったお酒がぬるくなってきたのを感じながら
向井、阿部と続き部屋に入っていった。
明日の月は綺麗でしょうね abkj 『3』→←明日の月は綺麗でしょうね abkj
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作者名:雪田です | 作成日時:2021年7月25日 2時