すのーがーる！３

嫉妬 ページ37

〈Aside〉

深澤「なあなあなあ！今日のヘアメイクさんのさ、ユキちゃん見た？」



岩本「見た。」



深澤「めっっっちゃ可愛くね？」



佐久間「えっまじー？楽しみだなあ！」



渡辺「え、まじで可愛いよ。」



阿部「天使みたいだった、ほんとに。」



宮舘「うん、あれは天使だったね。」



さっきから6人の会話を聞いていると、とあるヘアメイクさんのユキさんという人が可愛かったらしくその話題で持ちきり。



………ったく！なんで男っていつもこうなの？



今は康二、蓮、ラウールがヘアメイクしてもらってるけど、どうかこの6人みたいにはならないで欲しいと願うばかり。



向井「いや〜〜なんか俺今日めっちゃ気分ええわ！(笑)」



目黒「それはユキちゃんに癒されたからでしょ(笑)」



ラウール「康二くんめっちゃテンション上がってたもんね。(笑)」



…あぁ、ダメだった。この3人も6人の影響を受けてしまっている。



佐久間「えっ、じゃー俺行って来るわー！」



さっくんが3人と入れ替わるようにして、るんるんと楽屋を出て行く。



『はぁ…』



みんなしてヘアメイクさんが可愛い可愛い、って。



向井「めっちゃ可愛いコやったな〜ユキちゃん。」



岩本「あれはマジで可愛い。」



深澤「最高だわ。」



ヘアメイクさんがとりあえず可愛くて最高な人なのはもう分かったから。



あたしの前でこれ以上その話をしないで欲しいんだけど。



深澤「あれ？Aどこ行くの？」



というふっかの声も聞こえないふり。



ここにいるとイライラして来ちゃうから、自ら楽屋を出て



『はぁ……』



トイレの前にある長椅子に腰掛けた。

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