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「ありがとうございました〜、」
インタビューすること、10分。少し巻きでお願いしてもらったのもあってトントン拍子に進んで行った。
けど、肝心のAに関してはずっとインタビュー中に我慢していたせいか、部屋を出た瞬間咳き込み出して。
『ケホッケホッ…っ、ケホッケホッ、』
その咳がさっきよりもひどくなってる気がする。
深澤「大丈夫？ちょっと座ろうか。」
ふっかが背中をさすりながら、近くのソファーに座らせる。
『なんか…っ、さっきよ、りケホッケホッ』
深澤「喋らなくていいから。照、タクシー呼べる？」
「ん、わかった。」
今度は落ち着いて行動しよう、ってあの時決めていたから前より心は冷静になっていて。
『ゲホゲホっ、はぁ…ゲホゲホゲホッ！』
深澤「やばいな〜…これ、」
この前見たような発作ではないものの、咳がすごく苦しそう。
阿部「あ…いた、A大丈夫？」
と、ここで通りかかった阿部がAに気づいてしまって。
深澤「うんうん、大丈夫。今、病院行くから。」
阿部「そっか…じゃあ」
Aのことをじっと見つめた阿部がこれ、とふっかになにかを手渡して。
深澤「………コーヒー？」
阿部「そう、控え室で咳してるの見てもしかして…って思って一応買ってきたんだけど。カフェインって気管を広げる作用があるから発作が起きる前に飲んだらいいかも。」
『っえ…、』
阿部「大丈夫。誰にも言わないから。」
と、驚きの表情を浮かべるAに自分の唇の前で人差し指を立てて微笑みかける阿部。
深澤「知ってたの？阿部ちゃん。」
阿部「いや、さっき。本当にさっき。もしかして、って思ったんだよ。」
やっぱり、こういう時頭がいい人って本当にすげえなって思う。
「飲める？ちょっと飲もうか。」
咳が少し治ったタイミングでAにコーヒーを飲ませて。
阿部「みんなにはうまく言っとくからさ、任せて。」
深澤「まじで頼りになるわ…ありがと。」
阿部「ううん、じゃ、Aお大事にね。これからは俺のことも頼ってよ？」
Aの頭をポンポン、と撫でて立ち去った阿部…かっけえな。
深澤「さすがだなー、阿部ちゃん。(笑)」
「…だな。」
Aとしてはあまり知られなくなかったのかもしれないけど。
俺ら二人だけじゃなくて、他にも強い味方…頼れる人が出来てよかったのかもしれないな。
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みく - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年10月14日 1時) (
レス) id: c2ed4fd3f6 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - わかなさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも更新頑張りますo(^o^)o (2019年10月13日 12時) (レス) id: af15b45d5c (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - みくさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきますね^ ^ (2019年10月13日 12時) (レス) id: af15b45d5c (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - この作品が占ツクの中で1番大好きです！更新頑張って下さい！ (2019年9月27日 8時) (レス) id: 5126a5fd17 (このIDを非表示/違反報告)
みく - 主人公さんが、他のグループ(キンプリとか)をかっこいい！って言ってるのに嫉妬するSnowManを見たいです！！ (2019年9月16日 19時) (レス) id: c2ed4fd3f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio | 作成日時：2019年7月31日 17時
