女の子 ページ28
〈阿部side〉
さっきからAが顔をしかめながらソファーの上で寝ている。
控え室に入ってくるなり顔面蒼白でフラフラしていたAには驚いたけど、今は顔色は戻ってるから良かった。
佐久間「A大丈夫かな〜？なんか辛そうだけど。」
だけど、未だに辛そうにしているAを佐久間も心配そうに見ている。
「ん〜…俺らには分かってあげられない痛みだからね。」
Aは毎回腹痛がひどいらしく、薬を飲んでいるんだけど。
今日はあまり効いてないのかな。
こういう時はどうしたらいいんだろう、ってスマホで検索していると。
佐久間「A？A大丈夫？」
佐久間の焦ったような声が聞こえて、ソファーを見やると。
『いっ……はぁ、っ…はぁはぁっ、はぁっ』
お腹を抑えて、不規則な呼吸をするAの姿が。
「やばい、過呼吸だ…佐久間、A起こして！」
佐久間「A、起こすよー？」
ゆっくりと支えながらAの身体を起き上がらせて。
『っはぁっ…はぁっはぁっいたい、っ』
「Aー、痛いねー？とりあえず、苦しいの治すためにゆっくり呼吸しようねー？」
力の入っていないAの両手を握って、声をかけて。
佐久間「A、全然息出来てない。」
Aを抱き抱えるように支えている佐久間も一緒に声をかけているけれど。
「やばいな…Aー、ゆっくりねー、ゆっくりだよー？」
と、俺らがAに声をかけ続けていると。
宮舘「どうした？過呼吸？」
「そう。薬効いてなくて、お腹が痛いみたい。」
今の状況と俺の言葉で全てを理解したのか、部屋に入ってきた舘様もAの方にすぐに駆け寄ってきてくれた。
宮舘「A、阿部ちゃんのマネして息吸おうか、ゆっくりでいいよ。」
佐久間「はい、吸ってー、吐いてー」
3人で落ち着かせること数分、やっとAの呼吸も安定して来た。
宮舘「俺ちょっと毛布貰ってくるね。」
Aの頭を撫でて、出て行った舘様。
「大丈夫？少し落ち着いた？」
俺の言葉にコクコク、と首を小さく縦に振るA。
佐久間「女の子は大変だよなー、ごめんなー分かってあげられなくて。」
佐久間もAの頭を撫でながら、顔を覗き込んで。
宮舘「A、これ掛けとこうね。」
腰の下にブランケットを掛けてあげてしばらくするとまた寝息を立て始めた。
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ナツ(プロフ) - mioさん» リクエスト書いてくださってありがとうございました！もう、想像以上すぎて、めっちゃ嬉しかったです！これからも楽しみにしてます！！ (2019年7月29日 18時) (
レス) id: 9ed0786c49 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2019年7月29日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みはりょ(プロフ) - これからも頑張ってください！ (2019年7月28日 0時) (レス) id: 0e6b4f9a0c (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - みゅーさん» ありがとうございます！わたしも今日見てて書きたいなーと思っていたところでしたのでぜひ書かせていただきますね(^_^)v (2019年7月28日 0時) (レス) id: af15b45d5c (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - みはりょさん» 考えておきますね！また決まり次第プロフィールのところ更新します（＾_＾） (2019年7月28日 0時) (レス) id: af15b45d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio | 作成日時：2019年6月22日 11時
