頼りにしているのは ページ12
〈岩本side〉
深澤「最近さぁ〜〜、またAが俺に当たりが強いんだよ〜。俺悲しい。」
久々に2人で飲みに行ったら、いきなりそんなことを言って寂しがるふっか。
まだお酒もほとんど飲んでないのに、こんなことを言いだす辺り本当に寂しんだろうな(笑)
「まぁ…それがAなりの愛情表現なんだよ(笑)」
きっとそんなことをするのは、信頼してるからであって。絶対に一番ふっかのこと頼りにしてるのはAだ、と俺は思う。
深澤「ん？こんな話ししてたらAから電話来たんだけど。」
「え？マジ？(笑)」
もしもーし！なんて元気よく電話に出るふっかだったけど。
深澤「A？Aどうした？！おいっ！A！！」
一瞬にして顔が曇って。
「どうした？」
深澤「やばい。早く、早くAの家！」
バッグを荒々しく手にとってダッシュで店から出るふっか。
「ちょ！ふっか！…あ、これ！お願いします！お釣りいらないんで！」
すれ違った店員さんにお金を渡しながら、そんなふっかの後を追う。
「何があった？」
ふっかがこんなに焦るなんて、Aに何かがあったからだろうから。
深澤「ホッサ、たぶん、でてる。」
「発作…？」
カタコトな言葉だったけど、発作、って聞こえて。
ふっかが止めたタクシーに乗り込みながらどういうことなのか話を聞くと。
深澤「あいつ喘息持ってんだよ、昔から。」
「…は？嘘だろ？」
そんな話、知らなかった。
深澤「最近は全く発作も起きてなかったけど…やばい、あの、すみません、なるべく早く、早くでお願いします。」
普段温厚なふっかがタクシーの運転手を焦らせるようなことを言うなんて。
相当やばい状況なのか、と俺も不安になる。
タクシーがAの家に着いたのは店を出てから20分くらい経ってからで。
またさっきみたいに飛び出すようにタクシーを出て行ったふっか。
遅れてAの部屋の前まで行くと、もうドアは開いていて。
『…っ、はっ、ひゅっ、けほっけほっ、』
中に入ると、リビングのソファーで苦しそうに呼吸をするAとそんなAに声をかけるふっかの姿が。
深澤「照っ！救急車呼んで！」
「お、おう、分かった、 」
深澤「A、薬は？いつものところ？」
その質問に力なく首を横に振るA。
ふっかはこの状況を理解してるんだろうけど、俺はもう何が何だかわからなかった。
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ナツ(プロフ) - mioさん» リクエスト書いてくださってありがとうございました！もう、想像以上すぎて、めっちゃ嬉しかったです！これからも楽しみにしてます！！ (2019年7月29日 18時) (
レス) id: 9ed0786c49 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2019年7月29日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みはりょ(プロフ) - これからも頑張ってください！ (2019年7月28日 0時) (レス) id: 0e6b4f9a0c (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - みゅーさん» ありがとうございます！わたしも今日見てて書きたいなーと思っていたところでしたのでぜひ書かせていただきますね(^_^)v (2019年7月28日 0時) (レス) id: af15b45d5c (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - みはりょさん» 考えておきますね！また決まり次第プロフィールのところ更新します（＾_＾） (2019年7月28日 0時) (レス) id: af15b45d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio | 作成日時：2019年6月22日 11時
