すのーがーる！

PARTY TIME ページ29

〈Aside〉

『んふふ、ふふ…ふふっ、』



渡辺「A、なんか怖いんだけど。(笑)」



『うるせぇ、◯ナモン。』



宮舘「女の子がうるせぇとか言っちゃダメでしょ、A。」



『はぁーい。………ん？』



……と、いうか。と、いうかさ！！



『なんで翔太がいるの？！』



渡辺「え、何を今更。」



今日は舘様のロイヤルご飯が食べられるって聞いたから舘様のお城(という名の家)に遊びに来たのに！！！！



なんで！！なんでこのクソ◯ナモンが…



渡辺「クソ◯ナモンがって思ってんだろ？(笑)」



えっバレた？心の声漏れてた？



宮舘「心の声丸聞こえだよ、A(笑)」



キッチンのカウンターから舘様の料理している姿を座って見ているあたし。そしてその横に翔太が座っている。



渡辺「言っとくけど、涼太が俺のこと呼んだんだよ？」



宮舘「翔太が俺の料理食べたいって言うからさ。」



あぁ…今になってあたしはようやく分かるよ。あの某ドラマのツインテールちゃんの気持ち。



『なんでこの流れであたしが呼ばれたのか謎なんですけど。』



宮舘「大切な子を家に呼んで料理を食べてもらうのに理由なんてある？俺がAと会いたかったから、ただそれだけだよ。」



………キュン。キュンキュンキュンキュン。



『舘様好きっ…♡』



抱きつきたいけど、そんな舘様はカウンターの向こう側だから我慢我慢。



渡辺「なんかのドラマでこの光景見たことある気が…」



『翔太と慣れ合う気はないからっ！ふんっ！』



宮舘「…(笑)じゃあ、今からAと翔太に捧げるビーフストロガノフを作ります。」



『わーーーい♡よろしくお願いしまーーす♡』



渡辺「うおーーーっ！(笑)キターーーーッ！(笑)」



そして、その横ではいちいちうるさい翔太。



ローストビーフの時のように舘様がフランベするたびに盛り上がっております。(笑)

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