最年長の優しさ ページ34
〈Aside〉
『ケホッケホッ…あ゛〜…』
どうやら最近の気温変動で風邪をひいてしまったらしい。
横になっても起きててもしんどいってやばくない？こんなことある？
宮舘「A、大丈夫？段々熱上がってる気がするよ。」
『ん…大丈夫。』
大好きな舘様があたしの横に座って背中をさすってくれる。
阿部「よく頑張ったね、偉いよ。」
風邪を引いていながらも、雑誌の撮影を最後までやり切ったあたしを褒めてくれる阿部ちゃん。
『っ…』
なんかもう二人の優しさがさぁ…心に染みるんだわ。
熱のせいなのか、歳のせいなのか涙腺弱々だからもうそれだけで泣けちゃう。
目があった康二にティッシュ！と目で訴えると、アワアワしながら手渡してくれて。
宮舘「どうした？泣いちゃうくらい辛い？」
『違うっ、』
ズピーッ、と鼻をかむとふっかが凄い勢いでかむじゃん(笑)って笑ってくるし。
ラウール「Aちゃん！冷たい飲み物持って来たよ！」
最年少くんは最年長と違ってわざわざロックアイスに◯カリスエットを入れて持ってきてくれるし。
どうしてこうも違うんだろうか……。
『…ケホッケホッ、ラウールありがとう〜』
ラウール「ううん、他に何かできることがあったら何でも言ってね？」
天使なの？ねえ、ラウールって天使なのかな？
ってさっきから感情が忙しいからなのか一気にまた怠さが押し寄せてくる。
『はぁ……しんど、』
舘様にもたれ掛かってケホケホ咳をしてると無言であたしの方に歩いてきた蓮。
目黒「ん〜、熱高いな。」
佐久間「え、目黒そんなこと分かるの？(笑)」
目黒「いや、感覚的に。」
……こいつ、この前あたしが看病してやったご恩を忘れてやがる。
渡辺「まだまだだなぁ、目黒。こういう時はさ、」
蓮とチェンジしたしょっぴーが、こうすんだよ、って急におデコをくっ付けて来た。
目黒「え、それちょっとずるくないっすか？」
渡辺「いや、あくまでも熱測ってるから。…うん。相当高熱だなこりゃ。」
んなこと誰でも分かるわい！ってツッコミたいけどそんな元気もなく。
『舘様…ちょっと、』
宮舘「ん？どうした？」
『本気でやばい……かも、』
あたしの顔を覗き込んで来た阿部ちゃんも段々二重に見えて来て。
誰かがあたしの名前を呼ぶのが聞こえたのを最後に、意識がプツリと途絶えた。
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美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2019年7月29日 15時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - 皆の紅一点ちゃんへの好き好き度がわかる感じがすごく好きだし、もうなんか、好きです(語彙力皆無)。 (2019年6月21日 0時) (レス) id: 083744144f (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - なみさん» わ〜嬉しいです、、、（涙）年齢は違えど元最年少と現最年少のコンビを書いててこっちも楽しいです！（笑）また二人の話も書いて行きますのでお時間があるときにぜひ覗いてみてくださいo(^-^)o (2019年6月20日 0時) (レス) id: af15b45d5c (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - ラウちゃんと紅一点ちゃんの関係性がとても好きです(頭抱え←) (2019年6月19日 9時) (レス) id: 083744144f (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - s14101602498さん» ありがとうございます(*^o^*)次のお話で書かせていただきますね！ (2019年6月17日 23時) (レス) id: af15b45d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio | 作成日時：2019年5月30日 23時
