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“Aっ！”
“A、起きろ！”
遠くから聞こえる私を呼ぶ声
嫌だな、まだ寝ていたいのに…
深「いやぁぁぁ！！」
『っ、』
深「うわぁ？！起きた？？」
目を開けると、
深澤さんが悲鳴を上げながら私を覗き込んでいて
私はソファーに寝ていた
『あれ…、なんで』
深「昨日練習中に倒れてたんだと思うよ？」
『すみません、運んでくれたんですか？』
深「いやいや、まさか〜！運んだのはね…」
聞かなくても分かった
凄い視線を感じるし、睨まれているから
渡「俺言ったよな？」
『…はい』
渡「やる気だけじゃ、どうにもなんねぇの」
『でも、踊れます！今から踊ります！』
渡「ふざけんな、お前…」
渡辺さんはまた怒って何処かに行ってしまった
深「まぁ、今回はねAが悪いよ」
『…分かってます、』
深「俺ら無理してまで踊って欲しいわけじゃないから、ただもっと頼って欲しかったんじゃない？翔太も」
渡辺さんが無理やり手を引いて連れて帰ろうとしてくれたのも、私の為だったのに…
“渡辺さんには、関係ない！”
『俺…、どうしよう、深澤さん』
深「深澤さんがいい事教えてあげようか」
『いい事？』
深「翔太は、考えたい時2階の会議室居るよ」
それを聞いた瞬間楽屋を飛び出していた
途中で他のメンバーに出会ったけど
今は渡辺さんに謝りたかった
ｶﾞﾁｬｯ
部屋に入れば膝を抱えて丸くなる渡辺さん
『わた、渡辺さん！！！』
渡「…なんで、ここ」
『すみません、俺…関係ないとか言っちゃって
心配してくれたのに、それなのにっ…俺はっっ』
溢れ出そうな涙を何とか引っ込めようと隠す
渡「心配…してない」
『えぇ？！心配してない？』
心配じゃないなら、あれは何？！
そう思いながら顔を上げると顔を真っ赤にしてる渡辺さん
『あ、照れる…ですね』
渡「は？照れてねぇーし！調子乗んな」
『心配してくれてありがとございますっ』
渡「黙れ、泣き虫」
『ギリギリ泣いてませんから！！』
ゆっくり起き上がって私の頭に手を置く渡辺さん
渡「早く行くぞ、チビ」
『なっ、チビ？！』
渡「照に、ちゃんと認めてもらえよ。ダンス」
『…はい！頑張りますっ』
楽屋を出ていく渡辺さんの背中を追いかけた
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ユキト(プロフ) - きゃー！このあとどうなるのか楽しみで、にやけ治まりません！笑 (2021年3月29日 23時) (
レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 前作もとても好きなお話でしたが、このお話も大好きです！ 今後も楽しみにしております！！ (2021年3月29日 23時) (レス) id: 35e2a8c9a7 (このIDを非表示/違反報告)
はなみ(プロフ) - 翔太くんに、、、、！！ついに！！ハラハラドキドキの言葉がぴったりなお話ですね^_^主人公ちゃん（くん）がんばってください〜！ (2021年3月28日 17時) (レス) id: ce3d18f1dc (このIDを非表示/違反報告)
Shigeaki_Hikaru(プロフ) - 続き楽しみしてます！無理なく書いてください！ (2021年3月14日 19時) (レス) id: 0653be147b (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご - はじめての設定ですごく続きが気になりました！ (2021年3月9日 7時) (レス) id: 085671985e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにぃ
| 作成日時：2021年2月28日 16時
