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頼ってくれたことが嬉しかったけど、
“しばらく泊める=バレるかもしれない”それが怖かった





深「いや、本当に可愛かったね」


岩「と言うか、そっくり」


ラ「いいなぁぁ」


宮「見てみたいね」






そんな私を他所に、架空の妹の話は膨れ上がり
楽しそうに話を続けている






ス「渡辺くん、もう少し声何とかなんないかな?」


渡「…はい」






遠くからそんな声が聞こえてくる度、心配になる







目「しょっぴーの事心配?」


『うん、心配…かな』


佐「翔太、急にスランプに入るよね」


目「俺はしょっぴーの歌好きっすけどね」


阿「また家帰ってないみたいだし…ちゃんと食べてるかな?」






そう言われれば、細くなった気もする





『俺、ちょっと行ってきます』


阿「翔太の事お願いね」


佐「なんだかんだ、あの二人って仲良いよね」


目「なんか妬けるな笑」






リハを終えた翔太くんはその場に倒れ込むように座った





『翔太くん!』


渡「っ、びっくりした…笑」


『お疲れ様です、』


渡「お疲れ、どうした?」






顔だけこちらに向けた翔太くんは儚く今にも壊れそう
肩に手を置けば全身をこちらに向けてきた







『俺ん家来てください』


渡「…へ?」


『康二くんみたいに、おもてなしはあまり得意じゃないですけど、養います』


渡「ふはっ、プロポーズかよ」






翔太くんの前に座って、向かい合ってみると
隈もあるし、珍しく肌荒れもしている





『翔太…く』






消えちゃいそうな翔太くんの名前を呼ぼうとしたと
同時に肩に重みを感じた






渡「まじ?いいの?」


『…うん、おいで』








翔太くんの頭が私の肩に乗っていて
恐る恐る背中を撫でれば思い切り腰を引かれた









『ぐへっ』


渡「なんだその声、つーかお前女みてぇだな」


『…はっ、はっ?!意味分かんないし、』


渡「ありがとな、今日から頼むわ…」


『うんっ、』









多分、大丈夫だろう。
と思っていた私が馬鹿だったのかもしれない

▽→←▽



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ユキト(プロフ) - きゃー!このあとどうなるのか楽しみで、にやけ治まりません!笑 (2021年3月29日 23時) (レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 前作もとても好きなお話でしたが、このお話も大好きです! 今後も楽しみにしております!! (2021年3月29日 23時) (レス) id: 35e2a8c9a7 (このIDを非表示/違反報告)
はなみ(プロフ) - 翔太くんに、、、、!!ついに!!ハラハラドキドキの言葉がぴったりなお話ですね^_^主人公ちゃん(くん)がんばってください〜! (2021年3月28日 17時) (レス) id: ce3d18f1dc (このIDを非表示/違反報告)
Shigeaki_Hikaru(プロフ) - 続き楽しみしてます!無理なく書いてください! (2021年3月14日 19時) (レス) id: 0653be147b (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご - はじめての設定ですごく続きが気になりました! (2021年3月9日 7時) (レス) id: 085671985e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もにぃ | 作成日時:2021年2月28日 16時

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