検索窓
今日:136 hit、昨日:323 hit、合計:1,904,347 hit

ページ32

貴方side






メイクをして、ワンピースを着て
背中まである髪の毛のウィッグを被る







滝沢くんあと、10分で着く






『よし、完璧』






今日は実家に帰る日
久しぶりにオフを貰って女の子になれて浮かれている






ピーンポーン




『え、まだ10分経ってないのに…笑』






鏡で全身を確認して、勢いよく扉を開けた





『お待たせ…しまっっ』


深「…ん?」


岩「お前、家間違えた?」





開いたドアをゆっくり閉めて、
何事も無かったかのようにするつもりだった





深「いや、妹さんじゃね??」


岩「あっ、本当だ!!」


『えっ、え、え…?』


深「お兄さんと同じグループの深澤辰哉です」


岩「同じく、岩本照です。ってA居る?」





どうやら、私を架空の妹だと思ってるらしく
家の中を覗き込んでくるふっかさんと照くん





『…お兄ちゃんなら、今居ません…』


岩「まじか、どこ行ったんだろ?」


深「妹ちゃん、どっか行くの?」


『あー、そのーーー。』





なんて言えばいいか分からないし、
とりあえずパニックです





岩「大丈夫?」





顔を覗き込んでくるから、バレないか心配で
早くなる心臓を何とか抑えようとしていた





滝「うわ、なんで居るの?」


『滝沢…くんっ』


深「え、お疲れ様です」




全員が全員“なんで居んの?”みたいな顔して見てくる
それは私が1番聞きたい






『それで、“お兄ちゃん”になんの用ですか?』


滝「…あ、Aに会いに、来たの?」




滝沢くんも何とか理解してくれて
話を上手い事合わせてくれる




深「暇なら遊ばねーかなーって」


岩「ふっかが、この辺Aの家あるよって言ったからついでに…みたいな?」


滝「Aなら、実家行ってるぞ。
ついでに妹も連れていくつもりだけど…?」





こんな簡単に嘘が出てくる滝沢くんを尊敬しつつ
お辞儀をしながら二人の間を抜けた







滝「二人とも、休暇はしっかり取れよ」


深「はい!」


岩「はい」






滝沢くんは私の肩を抱いて、車に押し込んだ





深「お疲れっす!」


岩「お疲れ様です」







見えなくなるまで手を振る2人を見ながら
車のシートに背中をピタリとくっつけた






『終わったかと思った…』


滝「いや、焦ったね」


『あー、明日なんて言われるんだろう…』








そんな事を思いながら実家へ帰った

▽→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1417 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4598人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユキト(プロフ) - きゃー!このあとどうなるのか楽しみで、にやけ治まりません!笑 (2021年3月29日 23時) (レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 前作もとても好きなお話でしたが、このお話も大好きです! 今後も楽しみにしております!! (2021年3月29日 23時) (レス) id: 35e2a8c9a7 (このIDを非表示/違反報告)
はなみ(プロフ) - 翔太くんに、、、、!!ついに!!ハラハラドキドキの言葉がぴったりなお話ですね^_^主人公ちゃん(くん)がんばってください〜! (2021年3月28日 17時) (レス) id: ce3d18f1dc (このIDを非表示/違反報告)
Shigeaki_Hikaru(プロフ) - 続き楽しみしてます!無理なく書いてください! (2021年3月14日 19時) (レス) id: 0653be147b (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご - はじめての設定ですごく続きが気になりました! (2021年3月9日 7時) (レス) id: 085671985e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もにぃ | 作成日時:2021年2月28日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。