内緒で紅一点してます

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貴方side






ラ「じゃあ、気をつけてねぇ！」


向「また明日な〜！」


目「ちゃんと帰れる？」







『帰れるよ！ありがとう！』








ラウールくんが未成年って事で早めに切り上げた
加入組の話し合い…と言うよりも親睦会？








家に帰れば一気に疲れが出て
お風呂に入って一瞬で眠ってしまった








ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ





電話の音で目を覚ませば
携帯には“滝沢くん”の文字





『…あい』


滝「迎えに来たよー」


『んー、今、起き…た』








まだ夢の世界と行き来してる私







滝「ほら、準備！急げ！！」


『ん、分かりま、した』








朝から電話越しに聞こえる滝沢くんの声で
完全に目を覚まし昨日買った服を着て家を出る








滝「おはよ、ほらウィッグ…っえ、？！」







助手席に座るなりウィッグを渡してくる滝沢くんは
私の髪を見てびっくりしている







『切っちゃった、髪の毛…笑』


滝「本当にごめんな、」






短くなった髪を撫でて謝ってくる滝沢くんの顔は
いつも以上に悲しそうだった








『大丈夫です！俺は雪村くんですからね』






そう笑って見せれば思い切り抱きしめられた







滝「もう、お前いい子すぎる」


『ちょ、危ないっす、運転集中してください』








事務所まではそんなに距離無いけど心配だからって
迎えに来てくれる滝沢くん








『じゃあ、行ってきます』


滝「あ、そうだ。メンバーと連絡交換しとけよ？」


『ぁあ、そうですね笑』









駐車場に止めるから滝沢くんとはここでお別れ








『さてと、頑張りますかっ！』


ラ「あ！A〜」


『ラウールくん、おはよう！』








朝から可愛いラウールくん
この顔はずっと見ていられる








目「俺もいるよ、おはよう」


『めめくん、おはよう』


目「うん、康二はね先行くって言ってたから」









なんて他愛のない話をしながら楽屋まで3人で歩いた

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