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目黒side
このカード、壁に貼ろうよ！
阿部くんのその一言で和室に置いてある天使くんのお仏壇の周りにはたくさんの天使からのメッセージカードが貼り付けられていく
毎日、どこからか出てくるメッセージカードはお仏壇の周りだけに収まらず横の壁にまで広がっている
誰が決めたわけでもないけどみんな1日に数回天使くんの前に座ってお話をするそれが俺たちの日課になっていた
おはようやおやすみ行ってきますの合図をするときや今日の近況報告をしてみたり
自然と天使くんの周りに集まってるのを見るとあの日から全然変わってないなぁっていう気持ちと
やっぱり天使くんはずっと俺たちの中で生きてるんだなぁ
っていう気持ちが交差する
数週間、数ヶ月、経ったところで俺らの気持ちが完全に晴れることなんてない。
でも、こうやって天使くんに話しかけたり
周りに集まってみんなで話したりする事で少しは前に進めてるのかなぁ
天使くんが天国へ旅立った事実は変わる事はない
でも、バカな俺にでもわかる事は
天使くんがSnowManの記憶から消えることもないって事
何があっても…。
だってこの状況を見てたらそれを実感するよね
俺を含めてみんなが天使くんの事忘れない
だからもっともっと大きくなって天国にまで噂が広がるようにSnowManを全うしようと思う
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作者名：琥珀 | 作成日時：2019年12月4日 7時
