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宮舘side
俺はみんなが天使と会話しているのを聞きながらたまに横目に見つつ、天使のリクエストの“うどん”を作る
いつもより豪華なうどんを
俺のうどんは出汁から取る
その間に康二にはえび天を揚げてもらったり具材の準備をしてもらう
そうこうしている間にうどんが茹で上がり出汁を入れて具を乗せ、最後に卵を落とす
舘「特製月見うどん〜康二と宮舘を添えて〜完成しました！」
天使はリクライニングソファの背もたれを少し起こして食べる
天「舘さんとこーじ、これめっちゃ美味しいよ！」
俺が天使に食べさせてたら
康「俺も天使くんに食べさせる！」
ラ「僕も！」 って天使の争奪戦が始まった
天「おいしかった…！御馳走様でした」
舘「お粗末様でした」
今日はちゃんと完食してくれた
天「みんなでさぁ、お買い物行きたい…」
照「いくらでも連れてってやるよ」
そんな一言で街の大きなショッピングモールに
車は勿論助手席で、ニコニコしながら外を眺めていた
夜ご飯は天使のリクエストで鍋をする事になった
家に帰った俺は康二と鍋の材料を切ったり仕込みを始めた
仕込み終わる頃には天使は寝ていてみんなで囲んで見てた
照「今日も助手席に座ってくれてありがとう！楽しかった？」
気づいたら翔太もソファにもたれて寝ていた
康「今日のうどん美味しかった？ニコニコしてる天使くん見てると作って良かったって思えてん！」
寝てる天使に向かって話しかける
天使は寝てるはずなのに微笑むから
佐「今の俺の言葉に反応したんじゃない？」
目「それは無いっすよ！きっと良い夢見てるんですよね〜」
佐「なんかひどくなーい？」
なんて会話をしたりしてみんなで笑い合っている
夕方には鍋をみんなで囲んで食べた
天「毎日舘さんの手料理食べてる僕は幸せだなぁ」
翔「だろ〜」
深「お前じゃねぇーよ！」
〆の雑炊までみんな完食してくれた
お風呂に入りみんなでお話をしながら天使の大好物のアイスを食べる
天「お風呂上がりのアイスって美味しいよね〜！」
こんなにアイスまで食べてニコニコしてるのに
自分で食べることもできなければ
一人でお風呂に入ることもできない
もう、自力で起き上がることも出来なくなった
でも、そんな天使が1番笑っている
その笑顔が俺らといて幸せなんだと思っている事の一番の証明だと思った
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作者名：琥珀 | 作成日時：2019年12月4日 7時
