雪の舞う夜空と光輝くあの笑顔

部屋決め ページ42

佐久間side




昨日、俺が ”明日からここで暮らそー！”

なんて言ったから本当にシェアハウスが始まってしまった

本当に天使はそれで良かったのかな？

朝から服や少しの生活用品を持って行く準備をしながらそんなことが頭の中をずっとぐるぐるしている


準備を終え、天使の家に向かう


駅でたまたま会った翔太に聞いてみる


「ねぇ翔太？本当に住んで良いのかなぁ」


翔「昨日、天使は佐久間が言った瞬間めっちゃ笑顔になってたよ。だから本当に嬉しいんじゃないかな？」


「それなら良いんだけどね」


なんて会話をした事をみんなの前でバラされた


「ねぇ翔太！やめてよー！」

天「さっくんは何も心配なんてしなくて良いの〜！」


朝から恥ずかしかったけどみんなが笑ってくれたからまあ良いかと思った


そしてリビングに集まってまずは自分の部屋をどこにするかの会議が始まった


深「天使の家なんだから天使がまず決めてよ？」


天「でもどこも同じ作りで同じ広さだからどこでも良いんだよね〜」


舘「じゃあさ、あれは？天使を囲む様にみんなの部屋を決めれば天使の事助けやすいんじゃない？」


結局天使の部屋から年齢順で囲むことになった


天使の左がふっか、その斜め前が俺
その隣のふっかの向かいが翔太
その隣の天使の向かいが涼太
その横が照、その向かいがあべちゃん

天使を除いた最年長のふっかと最年少のあべちゃんで天使を挟んでいる様な部屋割りになった


俺の向かい側の部屋だけ空いてるけどそこは共同で使うものを置く部屋にした


それぞれが持ってきた荷物を部屋に入れた


足りないものは今から買い足しに行くことになった

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