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阿部side
みんなで検査結果を聞きにいった
天使が急性リンパ性白血病と診断された
入所した2004年からずっと一緒にやってきた俺としては自分が病気を宣告されたような感覚になった
深「それは嘘ですよね!」
照「先生!嘘なんでしょ?嘘って言ってくださいよ!!」
みんなが先生に言っている中俺は気になった事を聞いた
阿「完治する確率はどのくらいですか?」
気になったから聞いた
医「この進行具合から行くと5年後の生存率は約35%というところですかね」
ただその答えは残酷なものだった
先生の答えを聞いた瞬間涙が溢れ出してきた
その涙は止まる事を知らないみたいだ
驚きと悲しさとなぜ天使が!?という悔しさで
自分の感情が分からなくなるくらいのダメージだった
みんなを見渡すと全員が泣いていた
たった一人、本人の天使だけは泣いていなかった
平然を装っているように見えたが瞳は揺れていた
きっとショックを受けているのだろう
そうだ、本人が1番ショックなんだ
そう思っていても涙は止まらなかった
それからの記憶はあまりはっきり覚えていない
天使が先生と話していたような気がする
そして天使が運転してくれて夜ご飯はスーパーに寄って帰り天使が軽めのご飯を作ってくれた
その頃にはやっとみんなが泣き止んでいた
天「ねぇみんな?明日、事務所に病気の事を言いに行く。みんなでついてきてもらっても良い?」
全「うん。もちろん」
全員が揃って答えた
天「その前にみんなに話しておきたいことがある
僕はSnowManでいれたことが幸せだった
ありがとう
でも、今年いっぱいで事務所を退所しようと思う」
深「ねぇ、てんし。退所する事はないじゃない?
活動休止とかにしよう?」
「そうだよ!何も辞める事はないじゃん!」
ふっかと俺は入所当時から一緒で特に思い入れが強く余計やめて欲しくないという気持ちが強かった
天「じゃあ、ちょっと明日の朝まで考えさせてくれる?」
そして今日はみんな揃って就寝した
隣にいた天使は寝れないのかずっと考えているのかどことなく落ち着きがないように感じた
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瑚珀(プロフ) - 優愛さん» コメントありがとうございます!Part2の方まで読んでいただけたらわかるのですが今回はこの名前出ないといけない理由があるのでできないです。すいません。次、第三者が出てくる場合は名前を変えれるようにしますね! (2020年1月31日 15時) (レス) id: 9a87418268 (このIDを非表示/違反報告)
優愛 - 名前変えれるようにしてください (2020年1月21日 16時) (レス) id: 5524174b35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年9月15日 23時