君がいなくなっても-3- (ページ8)

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岩本照side

深澤「何してんだよ！」

廊下からふっかの怒った声が聞こえる

佐久間「ふっかだよな？」

「気になるから行ってみよ。」

撮影中の康二、目黒、ラウール、翔太以外のメンバーで廊下に出る

『なんもっ、ないから、』

深澤「なんもなくてそんなならなくない？」

そこには逃げようとするAと、Aの腕を掴むふっかの姿

阿部「ふっか何したの？」

深澤「Aの腕に...」

『なんもないっ！！！』

何かを必死に隠そうとするA

「とりあえず楽屋行こう？ここ廊下だし。」

Aの手を優しく握って楽屋に連れていく

宮舘「ふっか怖かったね、」

『...たつくん嫌い、』

嫌いまで言っちゃうか笑

とりあえず楽屋に戻って、ソファーに座ってもらう

「じゃあまず、Aから聞こっか。ふっかに何されたの？」

阿部「言い方...(笑)」

『腕急に掴まれた、』

佐久間「それ怖いよなぁ、んで深澤容疑者は何したの？(笑)」

深澤「っおい！容疑者じゃねぇわ！！
.....確かめたいことがあったの、でも絶対直で聞いても教えてくんないから。」

ふっかは理由もなくA怖がらせることしないから、何かしらちゃんと考えがあったんだと思う

宮舘「で、ふっかの確かめたいことって？」

深澤「昨日北斗から聞いたんだよ、傷があるって。」

『.....っ、』

「傷って？」

深澤「見えにくいところに傷付けてるって。」

阿部「それって.......。」

ふっかの言葉を聞いて警戒心強く一段と小さく丸まってしまうA

渡辺「終わった.....って何この状況。」

「あ、目黒ヘルプ。Aちょっと落ち着かせてあげて？」

目黒「？いいですけど。何したんですか？」

耳打ちで目黒に伝えると知っていたのか驚きもせずAのそばに寄り添った

目黒「一瞬、楽屋出て貰えます？そっちの方が落ち着くと思うんで。」

「りょーかい。」

約2分、目黒の許可が降りて楽屋に戻ると涙目のAがいた