君がいなくなっても-3- (ページ3)

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朝ごはんを食べて、2人でソファに座りのんびりとコーヒーを飲む至福のひととき

『...ほく、ぎゅして。』

松村「なに、甘えたさん？いいよおいで。」

北斗の胸に顔をうずめれば、爽やかな優しい匂いに包み込まれる

『いい匂い、』

松村「Aも同じでしょ、洗濯一緒なんだもん。」

『けど違うもん、北斗の匂い。』

松村「Aもいい匂いだよ、甘くて食べちゃいたい感じの。」

緩く巻いた髪をゆびでクルクルして遊び始める

『た、食べちゃいたい、って...。』

松村「悪いオオカミさんに食べられないようにしないとな。」

悪いオオカミさん...たつくんのことかな

松村「ふっ、ごめん。俺がオオカミか。」

また、悲しそうに笑う

いつもそう、たつくんの話をする時の北斗は無理してる

...でも、私のせいか...

『ほく、っ、、、』

ごめんね、という前に少し乱暴に唇を塞がれる

松村「...わかってる、わかってるけど。ごめん、こんな独占欲強いと思ってなかったんだけどな、」

棚の上に置いてある、いつも北斗が使っている香水が私の首にシュッとかけられる

甘すぎない、というか爽やかな香りに包まれる

松村「...今日は俺の香りでいて？」

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やっぱりなんか、拗れてる...

まぁ、そういう関係なので...

イチャイチャがもうわからなくなって...(全力でごめんなさい。)

定期的にイチャイチャ入れるようにするので...

ちなみに香りのイメージは

深澤→甘め

松村→爽やか

です、