君がいなくなっても-3- (ページ2)

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最近は自分の家に帰らず、北斗の家に帰ることが増えた

たつくんに伝えられないこの想いを埋めるかのように、北斗に縋り求めた

そして北斗もそんな最低な私を受け入れてくれていた

『いたた...』

まだ少し痛い腰を擦りながら、朝ごはんを作る

『あれ、砂糖ないや、』

確か、棚に予備あったはず...

と、手を伸ばすものの届かない

台持ってこよう、と動こうとした時ふわっと後ろから包まれる

松村「なんでベットにいないの。」

『ごめん、朝ごはん作ろうと思って、』

松村「なら、俺も起こしてくれていいのに。」

『だって気持ちよさそうに寝てたんだもん。』

松村「Aが隣にいたから気持ちよく寝てたんだけど？」

まだ眠そうな声で、私の肩に顔をうずめてくる

『ほくと、朝ごはん、』

動こうと、北斗の方を向くとそれを待っていたかのように唇が重なる

松村「ねぇ、仕事何時から。」

『10時半から。』

松村「まだ早いじゃん。」

『...北斗と、コーヒー飲みながらのんびりしてから仕事行こうと思ってたけど、やだ？』

松村「いいじゃん賛成。」

私のおでこに軽くキスをして、洗面所に向かう北斗の後ろ姿を眺めながら、また罪悪感にかられる

たっくんに好意を抱きながら、北斗からも離れたくなくて.....

気づいたらまた涙が零れていた

松村「泣かなくていいよ、Aが離れて欲しいって言うまで俺は離れないでいるから。」

『...ありがと、』

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前話の続き意識したらちょっと暗い...

リクエストのイチャイチャ、次もうちょっとさせます.....ごめんなさい