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Ren side.
信号待ちの間、チラリと視線を向けても彼女は真っ直ぐ前を見たままで。
��サボり警察お兄さん��とからかった彼女にイタズラでもしてやろうかと思ってわざと顔を覗き込んだ。
蓮「俺のこと迎えに来てくれたの？」
「違いますよ。たまたま通っただけです。」
蓮「ふーん？」
俺はあえて興味のないフリをして、一度顔を離す。
蓮「ねぇ、A。」
「はい？、っ」
彼女が振り向いた瞬間を狙って唇を重ねた。
ほら、イタズラ成功だ。
蓮「あ、青。」
俺は彼女の手を取って横断歩道を渡り始めた。
まるで、何事もなかったかのように装って。
後ろへ振り返ると、少し顔を赤らめた彼女が唇をきゅっと結んでいてちょっとだけ可愛いなって思った。
蓮「たまたま通っただけでも、こうやって一緒に帰れるのは嬉しいよ。」
もっと照れた顔が見たくなって、わざとストレートにぶつければ更に顔を赤らめる。
なのに彼女はストレートな言葉をすぐにぶつけ返してきた。
『仕返し』は終わったはずなのに。
「たまたま通ったのは本当だけど、蓮に会いたかったのも本当。」
蓮「え、」
まさか彼女がそんなこと言うなんて思ってもみなかったから驚いてしまった。
続けて恐る恐る水色のカードを差し出す彼女。
「これを受け取ってくれたら恋人として成立するんですけど、どうですか？」
そこに書かれていたのは英語だったけど、なんとなく雰囲気で察してしまって。
どうですかって。
それはつまり、俺を選んだってこと？
理解する為に動かしていた頭を感情が乱し続ける。
でもそんな俺を悟られるのは少しだけ恥ずかしいから、あれ、続きしたくなった？なんて意地悪そうに言って彼女の反応を窺った。
「したくなった、って言ったらしてくれますか？」
繋いだ手に力を入れて、上目遣いでそんなことを呟く彼女。
蓮「勿論。」
俺は余裕のある男を装いながら、ニヤリと口角を上げて答えた。
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cleam(プロフ) - ayaさん» お誕生日だったのですね！おめでとうございます！誕生日プレゼントにもならないかもしれませんが、大切な日にお読みいただけて光栄です＾＾ (2021年3月14日 22時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 誕生日に推しの甘々最高でした！だいぶでれでれしちゃいましたー！ありがとうございました(*^^*) (2021年3月14日 13時) (レス) id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ジャニオタ佐藤さん» リクエストありがとうございました！お楽しみいただけましたか？そうであれば幸いです◎少し時間がかかってしまい申し訳ありませんでした！ (2021年3月13日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - つばささん» 本当に、リクエストいただけて有り難い話です(°_°) 私も、つばさ様あいらぶ！です！笑 ありがとうございます＾＾ (2021年3月13日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニオタ佐藤(プロフ) - マジ最高です！！ありがとうございました！！ (2021年3月13日 2時) (レス) id: 3e7a608e87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年2月27日 1時
