▲ set to White side R ページ36
Raul side.
僕は今、床に背中をつけている。
「目、逸らさないでね。ラウールくん。」
そして彼女は、何故か僕の上にいる。
目を逸らさないで、と言っているということは恐らくミッションなんだろうけど。
僕と同じお題なのかな？
なるほど、そういう感じなんだね。
ジッと交えたままの視線。
今日のAちゃんは目の色が違うの。
なんて言うんだろう、主導権を握ってるって感じがする。
あぁ、僕を押し倒したから？
これで抵抗出来ないだろうとか、そういうこと考えてるのかな。
単純だね〜そんなところも面白いけど。
「なんか、ラウールくん余裕そう、」
ラ「うん。全然平気。だって可愛い子見ててって言われてるだけだもん。」
そうでしょ？なんて言えば、少しだけ悔しそうにする。
可愛い。
「そうだよね。ラウールくんかっこいいもん。たくさんの子と、」
色んなことしてると思ったんだ。
それはそれで好都合だなぁ。
ラ「僕ってそんなに遊んでるように見えるってこと？」
「あ、いや、そういうわけじゃなくて、」
ラ「まぁ、そうかもしれないけどね？」
なんて含みを持たせた言い方をすれば、少しだけ動揺する彼女。
これはいじめたくもなるよね。
ラ「じゃあさ、」
蓮「ラウール〜」
ラ「あ、めめ。」
「え、」
ノックもせずに入ってきためめ。
この状況を見た彼は、それはもう驚いて口をあんぐりと開けたまま。
開いた口が塞がらないって感じ。
蓮「取り込み中？」
ラ「うーん。取り込み中だけど、別にいてもいいよ。」
「え！？」
ラ「あ、Aちゃん目逸らした〜最初っからになっちゃったね。」
その一言でめめは色々察したみたいで、ニヤリと笑いながら静かに扉を閉じて俺たちのすぐ側に屈んだ。
蓮「俺が見ててやるから続きしてみてよ。」
みるみるうちに顔を真っ赤にしていく彼女。
なんか、照れてる対象が僕じゃないみたいで嫌だなぁ。
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cleam(プロフ) - あゆささん» コメントありがとうございます！何度もお読みいただけて嬉しいです（ ; ; ）手は少しずつ慣れてきました！笑 この際両利きにでもなろうと思います。笑 ご心配ありがとうございます！ (2021年3月1日 21時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 柚月さん» コメントありがとうございます！全ルート解放しましたので、読んでいただけたら嬉しいです◎ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ekubokou0608tksさん» コメントありがとうございます！最終話、全ルート解放しましたので是非読んでみていただけたら嬉しいです＾＾ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
あゆさ - ドキドキするストーリーで何度も読んでしまいます(^^)手は大丈夫でしょうか？いつもありがとうございます！ (2021年2月27日 9時) (レス) id: 6566d79835 (このIDを非表示/違反報告)
柚月 - 番外編的でいいので9人全員の結末がみたいです (2021年2月27日 1時) (レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年2月13日 23時
