▲ set to Pink side D ページ30
Daisuke side.
仕事終わりに部屋に篭って買ったばかりの新刊を読み進めていると、静かに扉を叩く音が聞こえた。
大「はいはーい？」
座っていた椅子を飛び降りて、扉を開いた先に立っていたのはAだったんだ。
大「ど、どうした？」
心の準備が出来ていなくて、思わず言葉が詰まってしまう。
「ミッションです、」
大「え、ミッション？俺んとこ封筒来てないけど....」
「佐久間さんじゃなくて、私....」
大「え、Aの？」
まさかそっち側にもミッションがあるなんて思ってなかったから驚いてしまった。
それはどうやら彼女も同じだったみたいで少しだけ動揺の色が瞳に写っていて。
大「そのミッションって、なんだったの？」
「『リベンジ』、です。佐久間さんが私にしたことを全部、佐久間さんに仕返すんです。」
大「あーそういうこと？」
なんて、理解した風に言ってみたけどイマイチ理解しきれてないのが本音。
理解することよりも俺がやったミッションを思い返してちょっとやらしいこと考えてんの。
どうかしてるよ、本当。
大「じゃあ、まぁその、マッサージしてもらえる、ってことでいいんだよね？」
彼女は静かにコクリと頷いて遠慮がちに俺の上に跨った。
なんか、ソワソワするな。
グッと力の入る、彼女の小さくて柔らかい手の平。
上に跨るなんてそれだけで男の欲望みたいなものが沸き起こってしまうというのに、腰の辺りを触られると変な息が漏れてしまう。
やっぱり俺どうかしてる。
大「ねぇ、A。」
「はい、？」
大「それで終わり？俺がしたこと、全部するんじゃないの？」
そういうと彼女は頬を赤らめた。
どうかしている、
そう自覚したらもう飛び出した欲望は戻ることを知らない。
うつ伏せだった体勢を、仰向けにして彼女と目を合わせた。
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cleam(プロフ) - あゆささん» コメントありがとうございます！何度もお読みいただけて嬉しいです（ ; ; ）手は少しずつ慣れてきました！笑 この際両利きにでもなろうと思います。笑 ご心配ありがとうございます！ (2021年3月1日 21時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 柚月さん» コメントありがとうございます！全ルート解放しましたので、読んでいただけたら嬉しいです◎ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ekubokou0608tksさん» コメントありがとうございます！最終話、全ルート解放しましたので是非読んでみていただけたら嬉しいです＾＾ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
あゆさ - ドキドキするストーリーで何度も読んでしまいます(^^)手は大丈夫でしょうか？いつもありがとうございます！ (2021年2月27日 9時) (レス) id: 6566d79835 (このIDを非表示/違反報告)
柚月 - 番外編的でいいので9人全員の結末がみたいです (2021年2月27日 1時) (レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年2月13日 23時
