＿＿side R ページ26
Ryota side.
リビングのソファに腰掛けて紅茶を片手に外を眺めていたら、彼女が俺を見つけて隣に座ったんだ。
席なんて他にも空いてるのに、わざわざここを選ぶってことは何かあるのかなって思って。
そしたら案の定、何も言わずにスッと指を絡めてきた彼女。
手をマッサージしたり、手の甲を親指で撫でたりして、仄かに漂うインモラルな雰囲気。
なんとなく、俺のことを誘惑してるのかなって察しがついてしまって。
可愛いなぁって思っちゃったんだ。
グンッと繋いだ手を引けば、違う、と言いたげな表情で身体を起こす彼女。
積極的な女性も好きだけど、俺はやっぱり可愛く鳴く女の子が好きなんだ。
目の前の快楽に溺れて何も考えられないくらい、メチャクチャにするの。
暫くご無沙汰だからさ、そうしてあげてもいいんだけど、今日は彼女にもう少し頑張ってもらおうかななんて思ってて。
涼「他のやつとはもうしたの？」
なんて言えば言葉に詰まった彼女。
そっか。
こんなに可愛らしい顔して、やることは大胆なんだね。
でも今日の俺はそんなに簡単にはしてあげないよ。
涼「してほしいなら、もっと上手に煽ってみて。俺が、君に夢中になるように。」
そう言って彼女を自分の上に乗せた。
涼「ほら、してみてよ。もっと仲良くなりたいんだから。」
ジッと目を見つめて、決して逸らさない。
あれ、
彼女に攻めてもらう為に煽ってって言ったのに、俺が攻めてない？
やっぱりそういう嗜好はそう簡単には治らないもんなんだな、なんて考えていたら彼女の方がそろそろ限界みたいで顔が真っ赤になってきた。
うん。
やっぱり女の子の可愛い表情を見るのが好き。
涼「可愛いね。」
耳元で囁けば、ビクッと震える身体。
少しだけ堪らなくなって、絡めたままの指を彼女の口の中に入れる。
熱い吐息。
少しだけ苦しそうな顔。
目に溜まった涙。
あー....かわいい、
頭の中に駆け巡るのは、健全性が喪失した行為ばかり。
あー困ったなぁ。
もう少し続けたいところだけど、癖がバレちゃうからこれでおしまいにしておこう。
この続きは君が俺を求めてくれたら、ね。
そっと彼女を自分の膝から下ろし、静かに自分の部屋のドアを閉める彼女の物足りなさそうな顔を見送った。
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cleam(プロフ) - あゆささん» コメントありがとうございます！何度もお読みいただけて嬉しいです（ ; ; ）手は少しずつ慣れてきました！笑 この際両利きにでもなろうと思います。笑 ご心配ありがとうございます！ (2021年3月1日 21時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 柚月さん» コメントありがとうございます！全ルート解放しましたので、読んでいただけたら嬉しいです◎ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ekubokou0608tksさん» コメントありがとうございます！最終話、全ルート解放しましたので是非読んでみていただけたら嬉しいです＾＾ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
あゆさ - ドキドキするストーリーで何度も読んでしまいます(^^)手は大丈夫でしょうか？いつもありがとうございます！ (2021年2月27日 9時) (レス) id: 6566d79835 (このIDを非表示/違反報告)
柚月 - 番外編的でいいので9人全員の結末がみたいです (2021年2月27日 1時) (レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年2月13日 23時
