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〔蓮side〕

今日、康二は翔太兄と寝るらしい。

最近ずっと俺の部屋来てたのに...。

でも、やっと広いとこで寝れる。


寝れない...。

時計の針は1:00を指してる。

みんな寝てるよね。

廊下に出たら辰哉兄がラウールの部屋から出てきた。

辰哉「どうした?」

蓮「あ、いや、えっと、あ、トイレ、トイレ行こうかなって」

辰哉「そっか」

トイレ行って考える。

なんで正直に言わなかったんだろ。

ガチャッ..

辰哉「俺の部屋おいで?」

蓮「うん、」

辰哉「おいで?」

奥に入れてくれる。

辰哉「一回寝たの?」

蓮「...ううん、」

辰哉「そっか」

トントンしてくれてあっという間に夢の中。


朝起きるともう辰哉兄はいなかった。

ガチャッ...

辰哉「れーん、って起きてたか。朝ごはん食べよ。」

蓮「うん。仕事は?」

辰哉「今日は休み。」

蓮「そうなんだ」

リビングに一緒に降りる。

あ、今日学校じゃん。

照「今日は送ってくから」

蓮「うん」

朝ごはん食べて準備してひー兄の車に乗る。

康二「学校の近くでええよ」

照「そう?」

康二「おん、時間余裕あるし」

照「わかった、じゃあここでいい?」

康二「おん、ありがとう」

蓮「ありがとう」

照「車気をつけてな」

康二「はーい」

蓮「うん」


康二「帰り、一緒に帰らん?」

蓮「え、でも」

康二「ん?なんかあった?」

蓮「なんもないけど、友だちと帰ったりしないの?」

康二「方向同じ人居らんから」

蓮「帰る」

康二「帰り、待っとくな?」

蓮「うん。」

放課後。

外に出たら校門のとこに康二も待ってた。

康二「帰ろか」

蓮「うん」

康二「帰ったら兄ちゃんたちいるかな」

蓮「辰哉兄休みって言ってた」

康二「この時間やし買い物行っとるかもしれんな。」

蓮「あぁ、」

康二「りょう兄帰ってるかもしれへんし」

蓮「うん」

家に帰ると誰もいなかった。

ラウも遊びに行くって書き置きが。

ちゃんとキッズケータイ持って行ってるから大丈夫か。


カチャンッ...ガチャッ....

辰哉「帰ってたんだ」

康二「おん、」

亮平「あ、おかえり」

りょう兄が上から降りてきた。

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作者名:未来 | 作成日時:2020年10月27日 10時

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