118. ページ9
・
〔蓮side〕
今日、康二は翔太兄と寝るらしい。
最近ずっと俺の部屋来てたのに...。
でも、やっと広いとこで寝れる。
寝れない...。
時計の針は1:00を指してる。
みんな寝てるよね。
廊下に出たら辰哉兄がラウールの部屋から出てきた。
辰哉「どうした?」
蓮「あ、いや、えっと、あ、トイレ、トイレ行こうかなって」
辰哉「そっか」
トイレ行って考える。
なんで正直に言わなかったんだろ。
ガチャッ..
辰哉「俺の部屋おいで?」
蓮「うん、」
辰哉「おいで?」
奥に入れてくれる。
辰哉「一回寝たの?」
蓮「...ううん、」
辰哉「そっか」
トントンしてくれてあっという間に夢の中。
朝起きるともう辰哉兄はいなかった。
ガチャッ...
辰哉「れーん、って起きてたか。朝ごはん食べよ。」
蓮「うん。仕事は?」
辰哉「今日は休み。」
蓮「そうなんだ」
リビングに一緒に降りる。
あ、今日学校じゃん。
照「今日は送ってくから」
蓮「うん」
朝ごはん食べて準備してひー兄の車に乗る。
康二「学校の近くでええよ」
照「そう?」
康二「おん、時間余裕あるし」
照「わかった、じゃあここでいい?」
康二「おん、ありがとう」
蓮「ありがとう」
照「車気をつけてな」
康二「はーい」
蓮「うん」
康二「帰り、一緒に帰らん?」
蓮「え、でも」
康二「ん?なんかあった?」
蓮「なんもないけど、友だちと帰ったりしないの?」
康二「方向同じ人居らんから」
蓮「帰る」
康二「帰り、待っとくな?」
蓮「うん。」
放課後。
外に出たら校門のとこに康二も待ってた。
康二「帰ろか」
蓮「うん」
康二「帰ったら兄ちゃんたちいるかな」
蓮「辰哉兄休みって言ってた」
康二「この時間やし買い物行っとるかもしれんな。」
蓮「あぁ、」
康二「りょう兄帰ってるかもしれへんし」
蓮「うん」
家に帰ると誰もいなかった。
ラウも遊びに行くって書き置きが。
ちゃんとキッズケータイ持って行ってるから大丈夫か。
カチャンッ...ガチャッ....
辰哉「帰ってたんだ」
康二「おん、」
亮平「あ、おかえり」
りょう兄が上から降りてきた。
504人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:未来 | 作成日時:2020年10月27日 10時