深澤家のものがたり vol.４ (ページ25)

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〔大介side〕

翔太がこれだけ甘えてくれたの嬉しいけど、絶対苦しいと思うの、この寝方。

でも、息しやすくしようと思ったのに、寝る寸前に多分無意識で抱きしめられた。

涼太「翔太、寝たの？」

大介「うん」

涼太「掃除終わったし少し俺も寝ようかな」

大介「来る？」

涼太「うん」

大介「ごめんね。ほんとはいろいろしてあげたいけど翔太抱きついてて背中向きになっちゃう」

涼太「いいよ、べつに、、」

で、涼太も寝る寸前にこっちは意識的にかな？

俺に抱きついて寝た。

しばらく経って、

ｶﾁｬﾝｯ..ｶﾞﾁｬｯ...

ラウ「ただいまぁー」

ｶﾞﾁｬｯ..

ラウ「え、」

大介「おかえり」

ラウ「た、だいま」

ｶﾞﾁｬｯ..

亮平「ただいまぁー」

ｶﾞﾁｬｯ...

亮平「え、と...しょう兄とりょう兄？」

大介「そう、2人とも寝たばっかだからさ」

亮平「布団一枚しか敷いてないの？」

大介「うん」

ラウが和室に行ったと思ったら毛布持ってきて涼太にかけた。

亮平「俺見てるしだい兄も寝ていいよ」

大介「そう？ありがとう」

目を閉じたら2人の暖かさもあってすぐに眠りについた。

辰哉帰ってきて叩き起されたのはまた別のお話。