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〔大介side〕
ラウに手引かれて翔太の前に立つ。
ラウ「翔太兄、大介兄の話しちゃんと聞いてあげないとダメ。それと弟泣かせると大変だよ?」
翔太「は?」
え?
ラウ「僕にはダンスで使うシューズ、蓮くんにはサッカーで使うシューズ買ってください!」
翔太「はぁ!?」
ラウ「毎回上靴持って帰ってくるのめんどくさいもん」
翔太「なんで俺なんだよ」
ラウ「いたかったもん...ギュッ...それに、大介くんは救急車呼んでくれたし病院一緒に来てくれたしずっと一緒にいてくれてお金払うまでの待ち時間に病院でジュース買ってくれたし帰り抱っこしてくれたもん。」
翔太「いや、ジュースよりめっちゃ高いだろ」
ラウ「翔太くんの罪重いよ」
辰哉「..てことみたいだから翔太頼むよ」
翔太「は?」
涼太「まぁ、仕方ないよね。食べた兄ちゃんも悪いけど、翔太の方がよっぽど悪いし」
照「どんまい」
翔太「いや、兄貴は止めろよ!」
辰哉「俺は他のことでお金出してるから」
大介「っしょ...」
ラウ「んふ」
涼太「お風呂入る?」
大介「あぁ、うん」
ラウ「一緒に入る!」
大介「いいよ」
髪の毛、血で固まっちゃってるや。
ラウ「いたいッ...」
大介「ごめんごめん。絡まっちゃってるんだよ」
ラウ「ギュッ...」
大介「ん、もう少しだけ我慢してて」
傷というか、全体的に優しく洗ってあげた。
湯船に向かい合わせで浸かる。
大介「ラウ、今度靴買いに行こっか」
ラウ「え?」
大介「悪いの翔太だけじゃないし、ダンスの靴よりサッカーの方が高いからさ。蓮にたっかいの買ってもらうように言ってさ。」
ラウ「いいの?」
大介「あたりまえでしょ?よし、上がろ」
髪の毛乾かしてガーゼを貼る。
傷固まってもかっちゃいたらまた血出ちゃうからそれも防ぐのにガーゼするんだって。
大介「翔太、ラウのシューズは俺買うから蓮の頼むよ」
翔太「ん、」
蓮「...ギュッ..グスッ..」
大介「どしたのぉ」
康二「ラウ、おいで?」
亮平「康二、いまどこに座ってるかわかってる?」
康二「りょうくんの膝」
亮平「わかってんならいいよ」
大介「蓮、翔太にたっかいの買ってもらいなよ?」
蓮「コクンッ...たっかいの買ってもらう」
大介「よろしい」
この日から翔太は、辰哉の店で週4を週6に変えたんだって笑
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医療知識は全くないので全て私の思うようにかいてます。
今更で申し訳ございません。
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作者名:未来 | 作成日時:2020年10月27日 10時