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目 「外、大分暗くなって来たね」
あ 「そうですね…」
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綺麗にライトアップされる
乗り物たちを見つめる彼。
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楽しかったから全然気付かなかった。
向井さん達と別れてからなんだかんだ時間も経って、もう外は真っ暗。
時計の針も、閉園まであとわずかを指している。
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あ 「あっという間でしたね」
つい、心の声が出る。
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夜の遊園地ってこんなに
ロマンティックで綺麗なんだなぁ…
いつか、いつか阿部さんと二人でこの景色見れたらいいなぁなんて心の奥底で考えてた。
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隣を見ると、ふと目黒さんと視線が合う。
その表情が不覚にも、切ないようなそんな気がした。
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目 「…ねぇ、最後にさ」
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目 「アレ乗らない？」
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そう、目黒さんが指差したのは…
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あ 「ぜひ！乗りましょう！！」
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作者名：くろーばー。
| 作成日時：2020年9月10日 20時
