朝、起きたら… (ページ33)

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黒

やっぱり…
俺の心配は的中。

可愛い笑顔も、あざとい仕草も振り撒いて、鈴木くんは間違いなく惚れてんな…

収録中も気になり、あべちゃんの方を見ていると、Ｐがあべちゃんに近付き、話しかけていた。

黒『っ！おい！』
思わず声が出して立ち上がってしまった！
あいつがあべちゃんの肩を抱いて引き寄せるから。

芸人、ﾋﾞｸｯ『目黒くんどうした？いきなり大声だして？新手のジャニーズは何か？ＭＣ威嚇すんのか？犬なんか？』
なんて、笑いに変えてくれて事なきを得たけど…

無事収録が終わり、ＭＣだった芸人さんに謝罪とお礼を伝えに行った。

黒『今日はすいませんでした。いきなり大声だして。
笑いに変えてくれたり、ホント感謝してて…すみませんでした！』

芸人『ハハッ、大丈夫、大丈夫。でも何かあったの？本番中に声出すって』

黒『ぃゃ、あの…自分に今日新人マネージャーがついてるんですけど、Ｐさんが肩抱いて引き寄せたりしてて、…心配になって…』

芸人『ははーん。さては目黒くんマネージャーに惚れてんな？
まぁ、でもあの美人マネージャーなら納得するけど。』

黒『…はい。惚れてます。完璧に俺の片想いなんすけどね？…』

なんて、恋愛相談までしてしまった。
しっかり謝罪して楽屋に戻ると

マネ『あべちゃんのことかなり気に入ったみたい。

出来るだけ１人にならないでね？守って上げれないから…///』
バリバリアプローチしてる鈴木くんがいた！

鈴木くんは好きだけど、あべちゃんだけはダメだから！
と焦ると、

緑『…？鈴木くん大丈夫だよ？自分の身は自分で守るよ？』
とあべちゃん。

鈴木くんが楽屋からでて行ってから、爆笑した。

黒『アハハハハッ、
あべちゃんナイス！イイ感じだよ？』

緑『はぁっ？何が？』

黒『ずっと鈍感なままでいて欲しいなって思って。』

緑『ますます意味分かんないし！ディスってんの？
なんだよ！ニヤニヤすんな！』

全然分かってないあべちゃんだけど、結構自分でガードしてんじゃん！

だけど、俺も守るからね？
もう肩抱かせたりさせないから！