3 ページ3
黒
あべちゃんの顔色の悪さにビックリして声をかけた。
新幹線、隣の席は佐久間くんか
…俺だったら良かったのに…
俺はあべちゃんのことが好きだ。
仲間としてじゃなくて、恋愛の好き…
snowmanに加入する前から、あべちゃんは優しい先輩だった。
加入してから分かったことは、【俺のこと好きなんじゃね?】って勘違いするくらいすごく優しいこと。
俺、結構ガチで勘違いしてて、告白されたらどうしようとか思ってたし。
恋愛対象は女の子だから、断らないといけないけど、気まずくなるよなーとか勝手に悩んでたくらい。
だけど、あべちゃんは俺だけじゃなくて、皆にもすごく優しかった。
これがこの人の性格なんだって分かった。
デビューして、目まぐるしく仕事していて、でもあべちゃんはずっと優しいままで、気付いたら目で追っていた。
パフォーマンス中にファンサと誤魔化して触れたくなるくらい、番組のロケ中に【守りたいって思ってる】と口に出してしまうくらい、いつの間にか好きになってた。
本人は、全く気付いてないけどね。
そんなあべちゃんが体調を崩した。
あべちゃんには、一番家が近い俺が付き添ったっていったけど、本当は最初に立候補した。
佐久間くんと取り合って、じゃん拳で勝負して漸く勝ち取ったんだよ?
なんて、言えないけどさ…
あべちゃんが汗を流すためにシャワーに行ったから、マンションの隣のコンビニに買い出しに行ってきた。
ポカリとか食べれそうなものとか、全部買って戻った。
机に、買った物を出していると、あべちゃんがシャワーから出てきた。
熱で○んだ瞳に赤く染まった頬、
頭を拭きながらきたあべちゃんの色気はヤバかった。
緑『買い物行ってくれたの?ありがとう。いくら?お金出すよ。』
黒『……っ…///』
思わず生唾を飲み込む。
緑『…めめ?』
黒『っ、お金は大丈夫!
レトルトだけどお粥買ったから食べて、薬飲んで?』
ベッドに入るのを見届けると、片付けをして家に帰った。
一緒にいたら手を出してしまいそうだったから…
628人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
snowmanあべちゃん(プロフ) - はな様気付きませんでした。ありがとうございました。 (2021年12月1日 6時) (レス) id: 08eaa4d27e (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……! (2021年12月1日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:玉雪 | 作成日時:2021年11月30日 15時