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そんな流れで、放っておけない天使と知り合いになった。
仕事中に偶然会うと挨拶をしてくれるようになったんだけど、、、この人いちいち可愛いらしい。
すげー可愛い笑顔で小さく手なんか振ってくれちゃってさ？
だから抱かせてなんて下心しかないお願いされちゃうんだよ。
可愛いとか恥ずかしくて言えなくて、毎回素っ気ない態度をとってしまう。
初めて手を振り返した時はすげー嬉しそうに笑ってくれて…
その笑顔があまりに可愛くて…、だから…、その…、一言で言うと惚れてしまった。
それから、手を振り返すようになったんだ。
そんなある日だった。
あの天使いないな…
なんて思いながら飛んでいたら、通りすぎたビルの屋上に一瞬天使がいるように見えた。
あの人に似てたような…
屋上まで戻ると、気のせいじゃない。あの人だ。
膝を抱えて小さく震えているから、小さな声で話しかけた。
黒『大丈夫？』
そう言うと、顔を上げたあなたが本格的に泣き出した。
俺は理由を聞かずに肩を抱き寄せた。
涙をとめて上げたいと思ったから。
暫くすると、お礼を言って立ち上がったあなた。
作った笑顔を貼り付けて無理矢理笑っていた。
嘘下手かよ…
優しく何が合ったか聞くと、ゆっくりと話し出してくれた。
だけどそのせいでまた泣きそうになっている。
どれだけ優しい人なんだろう…
やっぱり天使は向いてないよ。
あなたは純粋で優し過ぎる。
黒『やっぱりあなたは向いてないよ。天使に。優しすぎる。
だけど、その子はあなたの言葉で安心して天国へ行けたと思うよ？
それに…、嘘じゃないんじゃない？』
緑『ぇっ？』
俺は阿部ちゃんの手にあったメモ帳を開いた。
黒『ほら。その子すぐ生まれ変われることになってる。今度は優しいご両親に大切に育てられるよ。
だからあなたの言ったこと嘘じゃないよ？
良い子にしてたら大好きな、新しいパパとママに会えるんだから。』
緑『ふぇーん』
そう言うと声をあげて泣き出した。
少しでも力になりたい。
ギュッと優しく抱き締めた。
緑『っ、ありがとうございました。
もう平気です。
目黒さんは優しいですね。』
涙を拭いながら見せてくれた笑顔。
その笑顔があまりに可愛くて、あなたをまた胸に閉じ込めた。
あなたを俺のものにしたい…
そう思ってしまったんだ。
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心愛(ここあ)(プロフ) - 天使と悪魔。悪魔と天使。拝読しました。安定のmmab！最高です！優しすぎるabさんとこれまた優しいツンデレmmさん。生まれて変わって、運命の出会いをしてほしいと思わせるお話でした！ありがとうございました！ (6月28日 8時) (
レス) @page48 id: 30f00ccd19 (このIDを非表示/違反報告)
素能玉雪(プロフ) - 心愛(ここあ)さん» 心愛さんお久しぶりです。呼んで下さってたんですね。嬉しいです。やっぱりmmabいいですよねー。大好きです。 (2023年4月4日 7時) (レス) id: 08eaa4d27e (このIDを非表示/違反報告)
心愛(ここあ)(プロフ) - 移行おめでとうございます！やはりmmab最高ですね(σ≧∀≦)σ読んでて嬉しくなります！緑さん黒さん視点、どちらも良かったです。ありがとうございました！ (2023年4月3日 23時) (レス) @page4 id: 30f00ccd19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉雪
| 作成日時：2023年4月1日 10時
