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涼太、佐久間、ふっか、照…
まぁ、当たり前に次は俺だよな…
甘やかしたらいいんだろうけど、普段そんなキャラじゃねーから、照れが勝ってしまう。
後ろから抱きついてきた阿部は『しょうたしゅきぃ〜』と首にチュッとキスをするけど、俺は反対側に顔を向け肘をついて、『そっ』と素っ気ない返事でいっぱいいっぱいだった。
つーか、阿部ちゃん酔うとこんな可愛くなんの?
やべーじゃん!
呂律回ってねーし。
俺らの前以外でもこんななの?
止めささねーと絶体襲われるぞ!
そんな兄心で俺は阿部ちゃんに話しかけた。
青『阿部ちゃん酒禁止な?』
照に泣かされたからか、否定的な言葉を言うとすぐ涙ぐむ阿部ちゃん。
緑『…しょた…きらい?』
青『そうじゃなくて、酒がダメなの!
阿部ちゃんのことは言ってねーだろ…』
緑『…しゅきぃー、しょたしゅきー』
…会話になんねーな…
その間も顔を擦り付けて甘えている阿部ちゃん。
クソッ!可愛いじゃねーか。
俺は顔は逸らせたまま、阿部ちゃんの頭をポンポンと撫でてやった。
緑『しょたわぁ?おれのことしゅきぃ〜?』
…恥ずかしい。
これに答えんの?
コクッと頷くだけで済ませようとすると、『しょた、ちゅうしよ?』と耳うちをしてきた。
ドキっとする。
…普通に可愛い…
阿部ちゃんヤベーな。
青『また、な?』
緑『ぃゃぁ!ちゅう!しょたちゅう…する…』
俺の前に回ってきた阿部ちゃんは、首に腕を回して耳元で『…しょたは、おれとちゅうはゃぁ?』って上目遣いで聞いてくる…
こいつ、こんなテクどこで習うの?
男心擽ってきやがる。
阿部ちゃんの顔が近付いてくる。
止めることはできたけど、俺はキスを受け入れた。
唇が触れあってしまえば、止めれるはずもなく、俺は思う存分口内を荒らした。
チュッと生々しい音をたて唇は離れた。
と、同時に倒れた阿部ちゃん。
青『阿部っ!』
抱き起こそうとして気づいた。
こいつ寝てやがる…
穏やかな寝顔で気持ち良さそうに寝息をたてる阿部ちゃん。
末っ子の可愛いとこ見れたし、たまには酔うのも悪くねーのかな?
そんなことを思いながら、俺たちは顔を見合せ笑った。
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心愛(ここあ)(プロフ) - 天使と悪魔。悪魔と天使。拝読しました。安定のmmab!最高です!優しすぎるabさんとこれまた優しいツンデレmmさん。生まれて変わって、運命の出会いをしてほしいと思わせるお話でした!ありがとうございました! (6月28日 8時) (レス) @page48 id: 30f00ccd19 (このIDを非表示/違反報告)
素能玉雪(プロフ) - 心愛(ここあ)さん» 心愛さんお久しぶりです。呼んで下さってたんですね。嬉しいです。やっぱりmmabいいですよねー。大好きです。 (2023年4月4日 7時) (レス) id: 08eaa4d27e (このIDを非表示/違反報告)
心愛(ここあ)(プロフ) - 移行おめでとうございます!やはりmmab最高ですね(σ≧∀≦)σ読んでて嬉しくなります!緑さん黒さん視点、どちらも良かったです。ありがとうございました! (2023年4月3日 23時) (レス) @page4 id: 30f00ccd19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉雪 | 作成日時:2023年4月1日 10時