第30話 ページ32
それから私はみんなに今の状況を伝えた。
3年前から海外にいた母親が再婚を機に私が今住んでいる家に帰ってくること。
私は母が決して嫌いではないが苦手であること。
再婚相手もいるわけだし気まずく、引っ越しを考えていること。
だけどあまりいい物件がなくて、今困っていること。
するとおもむろにまりんくんが話し始めた。
まりん「なあ、健。俺らの住んでるマンションって最近どっか空き部屋になったよな？」
芝健「あぁー…そう言われてみればそうだったかも…」
まりん「Aそこに住めばいいんじゃない？」
芝健「そっか！俺らのマンション多分そこまで家賃高くないし、これから集まるの楽になるしね！」
どうやら話がいい方向に転がっているようだ。
まりん「てなわけでA、俺らの住んでるマンションに引っ越せば？」
視界がぱっと明るくなった気がした。
「…いいの！？」
私はいつもより大きな声で答えた。
まりん「ええでwじゃあ荷物まとめて、お母さんとちゃんと話してこいよ？俺らは大家さんに話しとくから」
本当に良い人たちだ。
私はみんなに精一杯お礼を言ってから帰路に着いた。
心なしか足取りも軽やかだった。
綺麗な夕日が辺りをオレンジ色に照らしいていた。
長らく更新できず本当にすみませんでした…！
もうすぐでテストなのでまたあんまり更新できないのですが空いてる時間見つけて出来る限り更新していこうと思っておりますので、気長に待っていてもらえると嬉しいです
11月後半からは更新ペース上げていけると思います！
楽しみにしていてくださっている方々本当にすみません！！
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作者名：ゆき。 | 作成日時：2019年9月30日 13時
