隣人は幼なじみ【佐久間】

42 ページ44

_





深「よし！めめから離れたし、帰るよ、めめ！」



目「っす」



『あぁ！ちょっと待って、大ちゃんの明日の仕事は？』



深「佐久間は明日一日オフだよ」



『おっけ、わかった！ふっかもめめくんもありがとうね！気をつけてね〜おやすみなさい』



深「あとは頼んだーおやすみ」



目「おやすみなさい」





なんだろうな、知らない間に今をときめくアイドルたちとこんな関係になってるの、ちょっと怖い。

なんて、今はそれどころじゃない。





『大ちゃん、ちょっと離れて…』



佐「んふふーやぁだーA、お風呂上がりー？」





語尾が全部ふわふわしてる。
普段からゆるゆるな感じなのに、酔ってしまったらさらにゆるゆるじゃないか。

…でもちょっとかわいい、かも。





『そうだよー大ちゃんはお水飲んで早く寝ようね』



佐「ん、Aと寝るー」



『ん？！私と一緒には寝ないよ？』



佐「なぁんで！やだ！一緒に寝るの！」





大ちゃんをベッドに寝かせて、私はソファで寝る気満々だったのに、急に一緒に寝るとのお誘いが入る。

駄々を捏ねながらぷくっと頬を膨らませる。

全然移動する気ないし、一緒に寝るって言わないと寝ない気だな、これ。





_

43→←41

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す