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「ごめんね足止めしちゃって！…帰ろっか！」
『んーん、ゴミとってくれてありがとうね』
「いーえ！」
離れてしまった腕が少し寂しい、なんて思うのはどうしてだろうか。
ゴミをとってくれる間、大ちゃんの匂いにずっと包まれていて、少し肌寒い夜には心地いい温かさで、しかも大ちゃんに抱き締められてるもんだから安心感がすごくて。
でもすこし恥ずかしい気持ちもあって、大ちゃんに対してこんな気持ちになるの、あんまり無いんだけどな。
『今日はありがとうね！明日もお仕事？』
「そ！明日は雑誌の取材入ってるんだー！」
『そっかぁ、頑張ってね！…じゃあ、おやすみ』
「おやすみ…や、ちょっと待って」
がちゃ、と開けかけたドアノブを抑えられる。
急な行動にびっくりして大ちゃんの顔を見上げる。
『ど、どうしたの？』
「…今日、俺のメンバーにあってどう思った？」
『え、っと？うーん、みんな面白い人達だよね？個性豊かって言うか』
「それ以外に、なにか思ったこととかなかった？」
『え、なんだろうな、…仲がいいな、とか？』
「…んふ、そっか、ありがとう！引き止めてごめんね、おやすみ！」
『おやすみ…？』
なんだろうな大ちゃん、いつもと何か違う感じするんだけど…、まぁいっか。
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澄架(プロフ) - 棗さん» なんと！嬉しすぎます……！頑張りますね！ (2021年3月21日 15時) (
レス) id: 6cf4b7c805 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - すみかさんの作品大好きです。こちらも楽しみにしています(*^_^*) (2021年3月20日 2時) (レス) id: d56cf18763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄架
| 作成日時：2021年3月20日 1時
