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『楽しかったねぇ大ちゃん』
「…Aが楽しかったんならまぁ、いいんだけど」
ちょっと不機嫌そうだった大ちゃんが心配で顔を覗き込む。
いいんだけど、と言いつつぷくっと頬を膨らませてる大ちゃんは本当に28なのですかね？？
『んふふ、なぁんでそんなに不機嫌なの？』
「ふ、不機嫌なわけでは…いや、でも、…そう見える？」
『んー、いつもの大ちゃんとは違うなぁって思うけど』
「…そっか、なら、うん、それは正解かもしんない」
『そうなのー？…う、わっ』
暗い夜道、立ち止まった大ちゃんにくいっと腕を引かれればよろけてバランスを崩してしまう。
そのまま、大ちゃんの腕の中にすっぽり収まる。
…なんというか、思ってたよりしっかりしてる。
身長はそんなに変わらない筈なのに、なんというか、体が大きい。
……いやいや、今そんなことを考えてる場合じゃないでしょ。
『大ちゃん…？どうかした？』
腕の中で顔を見上げる。
暗いところでもわかるくらい、大ちゃんの真っ白な頬がほんのり赤くなってて。
街頭の灯りに照らされた目はキラキラしていて。
相手は大ちゃんなのに、不覚にもときめいてしまいそうだ。
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澄架(プロフ) - 棗さん» なんと！嬉しすぎます……！頑張りますね！ (2021年3月21日 15時) (
レス) id: 6cf4b7c805 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - すみかさんの作品大好きです。こちらも楽しみにしています(*^_^*) (2021年3月20日 2時) (レス) id: d56cf18763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄架
| 作成日時：2021年3月20日 1時
