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いつもなら『馬鹿じゃないですか？』って突き飛ばしてただろう。
それなのに、先生も若干冗談っぽく言ったのに、私は素直に頷いてしまった。
目をぱちくりさせた後、ぎゅうっと力強く抱き締められる。
「素直な西野めっちゃかわいい！！！ずっとそうしててよー！佐久間さんの腕の中安心するー？」
『先生…うるさいです…』
「だってだってぇ！！こんなにかわいいの初めて見たもん！」
先生の腕の中は本人には絶対言わないけど安心するし、先生の匂いで包まれるとほんとにすぐ寝れそう。
…先生に悪影響受けてるな、私。
時折響き渡る轟にびくっと体を揺らすと、先生が背中をさすってくれる。
優しくて、あったかくて、なんでこんなに先生って安心するんだろう。
「大丈夫だよ〜俺がいるからね」
『…はい』
「んはっ、やっぱりかわいー…西野なんやかんや俺の事好きだね？？」
ずっと背中をさすられて、いよいよ眠くなる。
ウトウトとした頭で、俺のこと好きだね？って言われた事に否定できない自分がいることに気づいた。
…あれ、私、先生のこと好きなの？
そっか、だから安心するんだ。
先生の問いかけには結局答えることなく、知らず知らずのうちに眠っていたようで、目が覚めたら昨日の雷が嘘かのように光が窓から差し込んでいた。
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澄架(プロフ) - Harunoさん» Harunoさん！コメントありがとうございます！強引でSめな佐久間さん好きなんです(笑)ありがとうございます！ (2021年7月28日 11時) (
レス) id: 6cf4b7c805 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - もう題名からして好きです、そして強引な佐久間さんも素敵です（ ; ; ）！続きめちゃくちゃ楽しみにしております…！ (2021年7月19日 9時) (レス) id: f386ea5569 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄架
| 作成日時：2021年7月17日 2時
